経験則(読み)ケイケンソク(その他表記)Erfahrungssatz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経験則」の意味・わかりやすい解説

経験則
けいけんそく
Erfahrungssatz

日常の経験から帰納された事物の因果関係や性状についての知識あるいは法則。裁判官が証拠から事実を認定するに際して不可欠の手段である。経験則のうち一般常識的なものは証明を用いる必要はないが,専門的知識に属するものについては,専門家による鑑定などの証拠調べが必要である。経験則の認識や適用について誤りがあった場合に,法令違背に準じて上告理由となるか否かについては争いがあるが,一般に肯定的に解されている。

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