身嗜み(読み)ミダシナミ

デジタル大辞泉 「身嗜み」の意味・読み・例文・類語

み‐だしなみ【身×嗜み】

人に不快感を与えないように、言動服装を整えること。また、その心掛け。「身嗜みに気を配る」
身分境遇に応じて身につけておくべき教養技芸。「上に立つ者としての身嗜み
[類語]身なり服装装いコスチューム服飾

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身嗜み」の意味・読み・例文・類語

み‐だしなみ【身嗜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 頭髪や服装を整え、ことば態度をきちんとして人に不快な感じを与えないようにする日常の心掛け。
    1. [初出の実例]「上らう衆も、身たしなみをかんようでおぢゃる」(出典:狂言記・吟聟(1660))
  3. 心掛けとして、武芸芸能などを身につけること。また、心掛けとして用意しておくもの。
    1. [初出の実例]「女房きっと見たしなみの手槍ひっさげ」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)

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