身形(読み)ミナリ

デジタル大辞泉 「身形」の意味・読み・例文・類語

み‐なり【身形】

衣服をつけた姿。また、その服装。「きちんとした身形」「身形を構わない」
からだのかっこう。からだつき。
「―はだつきの細やかに美しげなるに」〈胡蝶
[類語](1服装装いコスチューム服飾身だしなみ/(2なり姿恰好外形外見外面外貌輪郭かたち形状姿形すがたかたちなりかたち様子なりふり服装風体ふうていスタイル姿勢姿態体勢かた振りポーズ身振り所作しぐさ素振り思わせ振り演技ジェスチャー

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精選版 日本国語大辞典 「身形」の意味・読み・例文・類語

み‐なり【身形】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かたちを含めて、身体のかっこう。からだつき。また、肉体のさま。
    1. [初出の実例]「天皇、体貌(ミナリ)閑麗と聞しめして夫を殺して自ら幸(つかは)しつ」(出典日本書紀(720)雄略七年八月(前田本訓))
  3. 衣服を身にまとった姿。また、頭髪やよそおいの様子。
    1. [初出の実例]「みなりいとあし。あはれとは見奉れど」(出典:落窪物語(10C後)一)

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普及版 字通 「身形」の読み・字形・画数・意味

【身形】しんけい

からだ。

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