近江源氏(読み)オウミゲンジ

デジタル大辞泉 「近江源氏」の意味・読み・例文・類語

おうみ‐げんじ〔あふみ‐〕【近江源氏】

宇多源氏の流れで、近江蒲生郡佐々木荘に本拠を置いた源成頼の子孫。近江の守護として勢力があり、京極氏六角氏朽木氏などに分かれた。

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精選版 日本国語大辞典 「近江源氏」の意味・読み・例文・類語

おうみ‐げんじあふみ‥【近江源氏】

  1. [ 一 ] 宇多源氏一族のうち近江国滋賀県)に住んでいたもの。蒲生郡佐々木庄を本拠とした佐々木氏がもっともよく知られ、のち京極、六角黒田尼子氏などとなった。
  2. [ 二 ] 浄瑠璃本名題近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)」の通称

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「近江源氏」の解説

近江源氏
(通称)
おうみげんじ

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
福寿海近江源氏 など
初演
享保4.春(江戸市村座)

近江源氏
おうみげんじ

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
宝永7.9(江戸・山村座)

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