ボンネル Vonnel
- 改訂新版 世界大百科事典
- ポリアクリロニトリルステープルの一つ。三菱レイヨン社の商標で,同社がアメリカのケムストランド社のアクリル繊維アクリランAcrilan(商標)の技術…
アクリル‐ゴム
- デジタル大辞泉
- 《〈和〉acryl+〈オランダ〉gom》アクリル酸およびアクリロニトリルの重合物から作った合成ゴムの総称。
カシミロン(Cashmilon)
- デジタル大辞泉
- 日本で作られたアクリロニトリル系合成繊維。カシミアに似た風合いをもち柔らかく、保温性がある。染色性もよい。商標名。
ビニルピリジンゴム ビニルピリジンゴム vinylpyridine rubber
- 化学辞典 第2版
- ビニルピリジンとブタジエン,またはブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体.タイヤコードの接着剤として用いられる.
アクリロニトリル acrylonitrile
- 改訂新版 世界大百科事典
- 最も簡単な不飽和ニトリル。化学式CH2=CHCN,沸点77.6~77.7℃の無色の液体で,特異臭を有する。毒性が強い。エチレンオキシドとシアン化水素酸から…
NBR エヌビーアール
- 化学辞典 第2版
- acrylonitrile-butadiene rubberの略称.[同義異語]アクリロニトリル-ブタジエンゴム
カネカロン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( Kanekalon ) 合成繊維の商標名。塩化ビニールとアクリロニトリルの共重合物。衣料用・工業用繊維。
アクリル繊維
- リフォーム用語集
- アクリロニトリルを主原材料にした合成繊維の事。主に、布や服の生地として使用されている。
アクリル‐せんい(‥センヰ)【アクリル繊維】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化学繊維の一つ。アクリロニトリルの重合体を溶かして紡糸した合成繊維の総称。保温性があり、軽く、しわになりにくい。
ダイネル Dynel
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカのユニオン・カーバイド社が 1949年に発表した合成繊維。アクリロニトリル 44~40%と,塩化ビニル 56~60%の共重合繊維。
アクリロニトリル
- 百科事典マイペディア
- 化学式はCH2=CHCN。無色で弱刺激臭のある猛毒の液体。沸点77.6〜77.7℃,比重0.806。モリブデン酸化物などを含む触媒を用いてプロピレンをアンモニア…
アクリロニトリル・ブタジエンゴム acrylonitrile-butadiene rubber
- 改訂新版 世界大百科事典
- 略称NBR。アクリロニトリルとブタジエンを共重合させて得られる合成ゴムで,一般にニトリルゴムnitrile rubberとも呼ばれる。耐油性のすぐれた特殊ゴ…
アクリル繊維 アクリルセンイ acrylic fiber
- 化学辞典 第2版
- ナイロン,ポリエステルとともに三大合成繊維の一つである.アクリロニトリル単位を主成分として形成された長鎖状合成高分子からなる.アクリロニト…
アクリル繊維 (アクリルせんい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法アクリロニトリルを重合,あるいは他のモノマー(単量体)と共重合させて作られる,羊毛に似た性質をもつ合成繊維。柔らかく暖かい肌ざ…
アクリル‐アミド
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] acryl amide ) アクリロニトリルの加水分解などによって得られる無色の結晶。重合体は接着剤、塗料、合成繊維に用いられる。
アクリロニトリル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] acrylonitrile ) 合成繊維、合成ゴムの原料の一つ。化学式 CH2=CHCN 特異なにおいを持つ無色の液体。重合しやすい。猛毒。溶剤…
ダイネル
- 百科事典マイペディア
- 米国のユニオン・カーバイド社の製造する,アクリロニトリルと塩化ビニルの共重合物によってつくられるアクリル系合成繊維(短繊維)の商品名。→関連…
耐油性ゴム タイユセイゴム oil resistant rubber
- 化学辞典 第2版
- 分子内に極性基を導入してガソリンなどの鉱物油に対する抵抗性を大きくしたゴムをいう.アクリロニトリル-ブタジエンゴム,ウレタンゴム,多硫化物系…
メタクリル酸グリシジル メタクリルサングリシジル glycidyl methacrylate
- 化学辞典 第2版
- oxiranylmethyl 2-methyl-2-propenoate.C7H10O3(142.15).略称GMA.メタクリル酸ナトリウムとエピクロロヒドリンから合成する.沸点189 ℃,85 ℃(2 k…
塩化ビニリデン えんかびにりでん vinylidene chloride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- エチレンの塩素二置換体の一つ。正しくは1,1-ジクロロエテンという。クロロホルムに似たにおいのする揮発性無色液体。 工業的には、クロロエテン(…
アセトニトリル(acetonitrile)
- デジタル大辞泉
- 酢酸さくさんのニトリルに相当する化合物。無色の液体で、有毒。有機合成・溶剤に使用される。シアン化メチル。
シアノエチル化 シアノエチルカ cyanoethylation
- 化学辞典 第2版
- 活性水素をもつ化合物HXにアクリロニトリルを作用させて,シアノエチル基NC-CH2CH2-を導入する反応.HX + CH2=CH-CN → X-CH2-CH2-CNHXとしては,ア…
アクリル酸 (アクリルさん) acrylic acid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 最も簡単な不飽和カルボン酸。化学式CH2=CHCOOH,融点14℃,沸点141℃,比重1.051。酢酸に似た刺激臭のある液体で,水,アルコールと任意の割合で混じ…
電解還元 (でんかいかんげん) electrolytic reduction
- 改訂新版 世界大百科事典
- 電気分解の際,陰極においては還元反応が起こる。この陰極の還元力を直接,間接に利用して行う物質合成を,電解還元という。無機物質の電解還元の応…
アクリルゴム アクリルゴム acrylic elastomer
- 化学辞典 第2版
- アクリル酸エステルの重合体を主成分とする合成ゴムの総称.アクリル酸エチル-アクリル酸2-クロロエチル共重合体,アクリル酸ブチル-アクリロニトリ…
酢酸セルロース サクサンセルロース cellulose acetate
- 化学辞典 第2版
- アセチルセルロースともいう.セルロースの酢酸エステルで,[C6H7O2(OH)3-m(OCOCH3)m]n(m = 0~3)で示される工業的にも重要なセルロース有機酸エス…
ウォール分解 ウォールブンカイ Wohl degradation
- 化学辞典 第2版
- アルドースを炭素数の1個少ないアルドースに変換する一連の反応.アルドースのオキシムを無水酢酸で脱水してニトリルとしてから,アンモニア性酸化銀…
ポリアクリロニトリル(polyacrylonitrile)
- デジタル大辞泉
- アクリロニトリルの付加重合などによって得られる高分子化合物。軟化点が高く、繊維としてすぐれた性質をもち、アクリル繊維などの主成分。PAN。
酸性染料 さんせいせんりょう acid dye
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 分子中にスルホン基,カルボキシル基などの酸性基をもつ水溶性染料。羊毛,絹など蛋白質繊維,ポリアミド系やポリアクリロニトリル系の合成繊維など…
化学繊維 かがくせんい chemical fibre; manmade fibre
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人造繊維ともいう。化学的に合成または加工してつくった繊維。無機人造繊維としては金属繊維,ガラス繊維,岩石繊維,鉱滓繊維があり,再生人造繊維…
エービーエス‐じゅし【ABS樹脂】
- デジタル大辞泉
- アクリロニトリル(A)・ブタジエン(B)・スチレン(S)の3成分からなる熱可塑性樹脂。耐衝撃性にすぐれ、化学薬品や油にもおかされず、硬い。テレ…
ポリアクリロニトリル
- 百科事典マイペディア
- アクリロニトリルを,触媒を用いて乳化重合させて得られる熱可塑性樹脂。共重合させてABS樹脂,アクリル繊維とする。→関連項目合成繊維|炭素繊維
シアン化水素 シアンカスイソ hydrogen cyanide
- 化学辞典 第2版
- HCN(27.03).青酸ガス(prussic gas)ともいう.生物体にも存在する.たとえば,ウメの実などのアミグダリンは,HCN,ベンズアルデヒド各1分子と,グル…
合繊綿【ごうせんわた】
- 百科事典マイペディア
- ポリエステル,ポリアクリロニトリル,ナイロン,ポリプロピレンなどの合成繊維を原料とする綿。かわきが速く,軽く暖かで復元性が強く,丈夫でかさ…
ニトリル nitrile
- 改訂新版 世界大百科事典
- 炭化水素基にシアン基-C≡Nが結合した化合物の総称で,シアン化物ともいう。一般式R-C≡N。イソニトリルR-N=Cとは異性体の関係にある。命名法のお…
三元共重合 サンゲンキョウジュウゴウ ternary copolymerization
- 化学辞典 第2版
- 3種類の単量体を成分とする共重合のこと.ABS(アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン)樹脂などがその代表例である.なお,三元共重合の組成式はA. Go…
ポリ‐アクリロニトリル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] polyacrylonitrile ) アクリロニトリルの重合体。アクリル酸エステルなどとの共重合体として、アクリル繊維、アクリルゴムなど…
さくさん 酢酸
- 小学館 和伊中辞典 2版
- 〘化〙a̱cido(男) ace̱tico ◎酢酸塩[エステル] 酢酸塩 さくさんえん 酢酸エステル さくさんえすてる acetato(男) 酢酸エチル 酢…
sakúsáń, さくさん, 酢[醋]酸
- 現代日葡辞典
- 【Quím.】 O ácido acético.
シアノエチルセルロース シアノエチルセルロース cyanoethyl cellulose
- 化学辞典 第2版
- セルロースにアルカリを触媒としてアクリロニトリルを反応させて得られるセルロースエーテルの一種.置換度(グルコース単位当たり3個あるヒドロキシ…
ホモ共役反応 ホモキョウヤクハンノウ homoconjugation reaction
- 化学辞典 第2版
- 酸HAの解離反応で生じた A- イオンの一部が,非解離の酸HAと反応してHA2-を生じる酸塩基反応の一種.たとえば,酢酸CH3COOHはアセトニトリル中では…
ピー‐ディー‐エッチ【PDH】[propane dehydrogenation]
- デジタル大辞泉
- 《propane dehydrogenation》プロパンから水素を除去してプロピレンを得る手法。プロピレンはポリプロピレン、フェノール、アセトン、アクリロニトリ…
ユトリロ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Maurice Utrillo モーリス━ ) フランスの画家。印象主義を基礎とした独特の画風で、哀感に満ちたパリの下町の風景を描いた。(一八八三‐一九五五)
三酢酸セルロース
- 栄養・生化学辞典
- →セルローストリアセテート
たんそ‐せんい〔‐センヰ〕【炭素繊維】
- デジタル大辞泉
- 合成繊維のポリアクリロニトリルやコールタールピッチなどを原料に高温で炭化して作った繊維。強度・弾性・耐薬品性・電導度にすぐれ、軽いので、航…
ブナ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Buna ) ドイツでつくられる一連の合成ゴムにつけられる商標名。ブナN(ブタジエンアクリロニトリルゴム)、ブナS(ブタジエンスチレンゴム)など…
ジメチルホルムアミド dimethylformamide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 HCON(CH3)2 。沸点 153℃。ギ酸カリウムとジメチルアミン塩酸塩を蒸留して得られる。ポリアクリロニトリル,その他の高分子化合物の有効な溶剤…
ニトリル ニトリル nitrile
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】ニトリル(nitrile).シアノ基-C≡Nが炭化水素基Rと結合した有機化合物RCNの総称.炭化水素の末端の H3 を≡Nで置換したものと考え,炭化水素名に“…
えんか‐ビニリデン〔エンクワ‐〕【塩化ビニリデン】
- デジタル大辞泉
- 塩化ビニルに塩素を付加して得られるトリクロロエタンを、水酸化ナトリウムなどを用いた脱塩化水素反応によって作る無色の液体。熱・光・触媒などに…
ユトリロ
- 百科事典マイペディア
- フランスの画家。モデル,画家のシュザンヌ・バラドン〔1865-1938〕の私生児としてパリに生まれる。少年時代からアルコール中毒で,酒癖から救い出す…