酢酸セルロース(読み)さくさんセルロース(英語表記)cellulose acetate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

酢酸セルロース
さくさんセルロース
cellulose acetate

アセチルセルロースともいう。セルロースの分子中の水酸基をアセチル化したもの。アセチル化の程度によりプラスチック,フィルムの原料になる。また,紡糸したものはアセテート繊維 (アセチル化の程度の大きいもの) として衣料,たばこフィルタなどに使用される。

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大辞林 第三版の解説

さくさんセルロース【酢酸セルロース】

セルロースの酢酸エステル。パルプやリンターに酢酸を加え、濃硫酸を触媒としてつくる。写真フィルムなどに用いられる。アセチルセルロース。酢酸繊維素。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さくさん‐セルロース【酢酸セルロース】

〘名〙 (セルロースはcellulose) セルロースの酢酸エステル。工業的にはセルロースを無水酢酸で処理して得られる。反応した酢酸の割合によってできあがったものの性質は非常に変化に富む。人絹(アセテート人絹)、フィルム、ラッカーなどに用いる。酢酸繊維素アセチルセルロース

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