わらわれもの【笑われ者】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- 彼は町の笑われ者だHe is the laughingstock of the town.
逃亡者〔グレアム・グリーン〕
- デジタル大辞泉プラス
- ①グレアム・グリーン『権力と栄光』(The Power and the Glory, 1940)の別邦題。②1947年製作のアメリカ映画。原題《The Fugitive》。①の別邦題『権…
容疑者
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家ロバート・クレイスのサスペンス小説(2013)。原題《Suspect》。
虐待者
- デジタル大辞泉プラス
- 英国の作家ブライアン・フリーマントルのミステリー小説(1998)。原題《The Predators》。「プロファイリング」シリーズ。
庭者 (にわのもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室町時代に活躍した河原者(かわらもの)の別称の一つ。また,江戸時代には徳川将軍家に仕え,白衣で江戸城の奥庭の清掃や将軍の身の警備に従事する…
保菌者 (ほきんしゃ) carrier
- 改訂新版 世界大百科事典
- 細菌やウイルス,リケッチアなどの病原微生物を体内に保有しながら,それによる症状を示さないことがある。このような状態にある人を保菌者という。…
略奪者
- デジタル大辞泉プラス
- 米国の作家J・C・ポロックの冒険小説(1993)。原題《Goering's List》。
起因者 きいんしゃ Urheber
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スウェーデンの宗教学者 N.ゼーデルブロムが提唱したアニミズム,マナ表象と並ぶ宗教の源泉についての概念。起因者とは,人間,自然,文化の起因とな…
伝承者 でんしょうしゃ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 先祖代々の土地に生れ育ち,その地で生活を営んできて,その地域の民間伝承を継承,保持し,子孫に伝えてゆく者をいう。民俗学研究では話者ともいわ…
竪者 りっしゃ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教用語。比叡山延暦寺や奈良の興福寺などの大寺院で行われる経典の論義の席上,問者の反論に解答する役目の僧。
他所者 よそもの
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 村落社会の構成員として認められていない家,もしくは人。その村落内に居住しながら正式の構成員とはなれない他所者と,その村落となんらかの関係は…
うわ‐もの(うは‥)【上者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 遊女などで、値の高い者。じょうもの。⇔下者。② 江戸時代、奉行所の法廷で、評席と呼ばれた上椽(うわえん)(=下通)、上通(うわどおり)…
いれい‐じゃ(ヰレイ‥)【違例者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「いれいしゃ」とも ) 病気の人。特に、ハンセン病の患者をいった。[初出の実例]「いれいじゃのつゑにて打にける」(出典:説経節・あい…
いん‐じゃ【&JISF68D;者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒、煙草、アヘンなどの中毒者。[初出の実例]「一見怖る可き鴉片中毒の癮者」(出典:烟鬼(1900)〈永井荷風〉二)
うかれ‐もの【浮者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =うかれびと(浮人)②[初出の実例]「小鳥を落し、魚(うを)を釣りて、此処彼処(ここかしこ)遊びさまよふうかれ者(モノ)と成にけり」(出典…
えいがく‐しゃ【英学者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 英語学、英文学などイギリスに関する学問を専門とする学者。[初出の実例]「蘭学者でもなければ英学者でもない」(出典:福翁自伝(1899)…
あるなし‐もの【有無者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あってもないような人。あってもなくても顧みられない者。無視される人。有って無かしもの。[初出の実例]「後には有なしもののやうに、深…
あばれ‐もの【暴者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱暴な行動をする者。無法な行為をする者。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「妾(わた)くしの暴れものは本島さんが能く御存じです」(…
いけん‐じゃ【意見者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 訓戒、忠告をする人。[初出の実例]「ケンリョ タダシキ yqenja(イケンジャ) モ ヤクニ タツ ヘンタウヲ ナス コト カナワズ」(出典:コン…
あわて‐もの【慌者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① よくあわてる者。落ち着きのない人。そそっかしい人。また、気の早い人。〔語彙(1871‐84)〕[初出の実例]「東京のあわて者だわ。もう辷…
あだ‐もの【婀娜者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 色っぽい女。粋な美女。
あくしょう‐もの(アクシャウ‥)【悪性者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 酒色にふけったり浮気をしたりして、身持ちの悪い者。[初出の実例]「とかくわぬしも悪性(アクシャウ)ものぞと町所にもしりたれば〈略〉身…
かわら‐もの(かはら‥)【河原者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 中世賤民の一つで、平安期以後、河原に住むことを強制された人々。肉体労働や染色、皮なめし、雑芸能などを業とした。室町時代には、隷…
かほう‐じゃ(クヮホウ‥)【果報者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かほうしゃ」とも ) =かほうもの(果報者)①[初出の実例]「われらが先祖におきては、頼朝にまさるくゎほうしゃあらじ」(出典:曾我…
かみがた‐もの【上方者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 上方に生まれ、また、住んでいる人。また、上方の出身者。[初出の実例]「色の白き事、かしこき事、上方(カミガタ)者にはとても及びがたし…
きぎょう‐しゃ(キゲフ‥)【企業者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きぎょうか(企業家)[初出の実例]「社会問題と云ふ名は〈略〉大工場が起ってから、企業者と労働者との間に生じたものではあるが」(出…
かん‐しゃ【堪者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芸能などの物事に、才能があり、すぐれている人。堪能(たんのう)な人。達人。
かん‐しゃ(クヮン‥)【観者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かんじゃ」とも ) 行なわれている物事を見ている人。見物人。観覧する者。観客。[初出の実例]「観者唯其箱に注目して」(出典:東京新…
かん‐じゃ【奸者・姦者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かんしゃ」とも ) 心の正しくない人。悪い人。[初出の実例]「Canxa(カンシャ)。〈略〉カンジャという方がまさる」(出典:日葡辞書(1…
かん‐じゃ(クヮン‥)【宦者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かんがん(宦官)[初出の実例]「其時にぞ法師も宦者もあまた寵せられて」(出典:神皇正統記(1339‐43)中)[その他の文献]〔史記‐樊噲伝…
かんり‐しゃ(クヮンリ‥)【管理者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =かんりにん(管理人)①[初出の実例]「管理者が本人の意思を知りたるとき又は之を推知することを得べきときは」(出典:民法(明治二九…
かんかつ‐もの(クヮンクヮツ‥)【寛闊者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 はで好みの人。伊達者(だてしゃ)。派手者(はでしゃ)。[初出の実例]「かの快滑者(クハンクハツモノ)は譬へば奈良刀の上面ぎらめきて物の切…
登録者
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 図書館資料の貸出を受けるために,貸出券発行の申込手続を行い,住所氏名などを登録して,貸出券の交付を受けている人のこと.公共図書館の場合,登…
かかえ‐もの(かかへ‥)【抱者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府または諸大名家に、その人一代に限って召しかかえられたもの。そのまま世襲する例が多い。
婚約者 こんやくしゃ I Promessi sposi
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリアのロマン主義を代表する作家A・マンゾーニの大作でカトリシズムのモラルをテーマにした長編歴史小説。1827年に初版、40年に決定版が出た。舞…
おおくち‐もの(おほくち‥)【大口者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「おおぐちもの」とも ) 大口をたたく人。大言壮語をする人。ほらふき。[初出の実例]「ううさてはを主皈宗と云ふ大口ち者に出で合て呑…
さしで‐もの【差出者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 出過ぎた言動をする人。でしゃばり。さしで。[初出の実例]「焦蹈が状元及第したれば好事のことこのみのさしで者あり、詩を作たぞ」(出典…
けいしょう‐しゃ【継承者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 先代や先任者などの地位や身分、財産、権利、義務などを受け継ぐ人。また、先人の打ち立てた思想や手法などを受け継ぐ人。承継者。[初出…
きょうがり‐もの【興者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 常軌を逸している人。とんでもない人。〔日葡辞書(1603‐04)〕
ざいしょ‐もの【在所者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田舎の人。田舎者。[初出の実例]「なりひのもとへ蓑笠でゆく 黒主を在所者にはたとへたり」(出典:俳諧・投盃(1680)六)
さいむ‐しゃ【債務者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 債権者に対して給付の義務をもつ者。⇔債権者。[初出の実例]「債権者は債務者の承諾を要せずして」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890…
しょうし‐しゃ(セウシ‥)【焼死者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 焼け死んだ者。[初出の実例]「焼死者、負傷者は各寺院に手厚く加療せよ」(出典:山吹(1944)〈室生犀星〉五)
じょう‐しゃ(ヂャウ‥)【杖者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 杖をついて歩く者。転じて、老人。年寄り。また、特に六〇歳の者。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔論語‐郷党〕
じょうず‐もの(ジャウズ‥)【上手者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 如才(じょさい)ない人。人づきあいのうまい者。また、口先がたくみな者。世辞のよい者。[初出の実例]「さりとは上手物(ジャウズモノ)め、…
しょうすう‐しゃ(セウスウ‥)【少数者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 少ない人数の者。数の少ない方に属する者。[初出の実例]「少数者かも知れないが、級の花と云はれる勉強家だ」(出典:社会百面相(1902)…
そうなん‐しゃ(サウナン‥)【遭難者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 災難にあって傷ついたり死んだりした者。[初出の実例]「市九郎は、此の不幸な遭難者に、一遍の経を読むと」(出典:恩讐の彼方に(1919)…
たい‐しゃ【対者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 働きかけの対象となる人。相手。[初出の実例]「即ち対者の胸臆を洞知して自己の情状を委悉明開せさるべからず」(出典:修辞及華文(1879…
そうかん‐しゃ(サウカン‥)【相姦者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 刑法旧規定のもとで、姦通行為をした相手の者。〔現代大辞典(1922)〕
そうし‐しゃ(サウシ‥)【創始者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある物事を最初にはじめた人。[初出の実例]「蓋し今日迄貨幣創始者たる名誉を負ひしは、リヂアン人なりしが」(出典:毎日新聞‐明治三七年…
ぞんざい‐もの【ぞんざい者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 性質や言行がぞんざいな人。無礼で乱暴な人。[初出の実例]「其法師めぞんざい者、御免と云も事による」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)五)