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庭者 にわのもの

世界大百科事典 第2版の解説

にわのもの【庭者】

室町時代に活躍した河原者かわらもの)の別称の一つ。また,江戸時代には徳川将軍家に仕え,白衣で江戸城奥庭の清掃や将軍の身の警備に従事するとともに,秘密情報の収集・提供を行った〈御休息御庭之者(ごきゆうそくおにわのもの)〉(ふつうには庭番(にわばん),御庭番(おにわばん)といった)のことをさし,さらには〈猿楽師(能役者)〉に対する軽侮の念のこもった言葉として使われた語。別にまた,江戸時代に各地の農家に代々隷従奉仕した貧農をさす〈庭子(にわこ)〉の語とも同義に用いられた場合がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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