【封泥】ふうでい
- 普及版 字通
- 封緘の結びめに泥印を施す。民国・王国維〔斉魯封泥集存序〕竊(ひそ)かに謂(おも)ふに、封泥の物、古璽(こじ)と相ひ表裏す。而して官印の種、古璽印…
【封疆】ほうきよう
- 普及版 字通
- 領界。字通「封」の項目を見る。
【封洫】ほうきよく
- 普及版 字通
- 田の境界。〔左伝、昭六年〕(叔向より子産へ詒る書)皆叔世(衰世)なり。今吾子(ごし)、國に相となり、封洫を作り、謗(丘賦の制)を立て、參辟(さ…
【封君】ほうくん
- 普及版 字通
- 領主。字通「封」の項目を見る。
【封樹】ほうじゆ
- 普及版 字通
- 墓に土を盛り、樹を植える。〔易、辞伝下〕古のるは、厚く之れに衣(き)するにを以てし、之れを中野(ちゆうや)にり、封せず、樹せず。喪、數无(な)し…
【封植】ほうしよく
- 普及版 字通
- 封殖。字通「封」の項目を見る。
【封表】ほうひよう
- 普及版 字通
- 土を盛って目印をたてる。字通「封」の項目を見る。
【削封】さくほう
- 普及版 字通
- 削地。字通「削」の項目を見る。
【黄封】こうほう
- 普及版 字通
- 官酒。字通「黄」の項目を見る。
【襲封】しゆう(しふ)ほう
- 普及版 字通
- 諸侯の爵封をつぐ。梁・任〔王文憲(倹)集の序〕年六にして豫侯に封せらる。拜するの日、家人、のほ幼なるを以て、之れを先にげず。に珪組(けいそ)…
大石封おおいしのふう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:浮羽郡浮羽町大石村大石封近世の大石村を遺称地とする観世音寺(現太宰府市)の封戸。保延三年(一一三七)三月日の観世音寺封庄作田地子段…
ちょく‐ふう【勅封】
- デジタル大辞泉
- 勅命によって封印すること。また、その封印。
ほう‐さく【封冊】
- デジタル大辞泉
- 王侯に封じる旨を記した詔書。
封圧
- 岩石学辞典
- 静水圧と同じで,あらゆる方向に大きさの等しい圧力が加わる場合.
裏封 (うらふう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中世に表面の文書に記載された内容,その使用される機能などを,その時点で現状のまま確定するために,文書裏面に書かれた文章と署名署判。たとえば…
ほうろく【封禄】
- 改訂新版 世界大百科事典
冊封 (さくほう) cè fēng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 王者が冊書をもって諸侯を封建すること。〈さっぽう〉ともいう。後世ではたとえば清制の貴妃や親王,郡王,貝勒(ベイレ),公主,夫人等の任命をこ…
功封 こうふ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 奈良,平安時代の食封 (じきふ) の一つ。一品から五位までの者に,勲功に応じて天皇から与えられた。大,上,中,下の4等に分れていた。大功封は,そ…
きりふう【切封】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほう‐きょう(‥キャウ)【封境・封疆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 領土のさかい。国境。[初出の実例]「円覚伽藍尽二十方一、身心平等没二封疆一」(出典:松山集(1365頃)夏日道中書懐)[その他の文献]〔礼…
ほう‐こ【封戸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふご(封戸)〔書言字考節用集(1717)〕
くち‐ふうじ【口封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秘密などを守るために、人にしゃべることを禁じること。口ふさぎ。口どめ。[初出の実例]「口封じにぼくは、〈略〉サラサラとわが専門の計…
かい‐ほう【改封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 諸侯の領地をかえること。くにがえ。〔広益熟字典(1874)〕〔春秋左伝疏‐隠公元年〕
たい‐ほう【大封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 古代の軍礼の一つ。国境を正すこと。〔周礼‐春官・大宗伯〕② 大きな封地を与えること。また、その封地。[初出の実例]「子孫を大封し東西…
うら‐ふう【裏封】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文書の裏面に証明のことばや署名がなされること。中世の訴訟で、原告(訴人)の訴状や被告(論人)の陳状に担当奉行が裏判を記して確認し…
ふうじ‐め【封目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 封をしたところ。[初出の実例]「Resigno〈略〉Fǔjimeuo(フウジメヲ) トク」(出典:羅葡日辞書(1595))
ふう‐はん【封判】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ふういん(封印)①②[初出の実例]「奉行人同毎二継目一、可レ加二封判於両方文書一也」(出典:近衛家本追加‐仁治二年(1241)六月一五日)
ふ‐ご【封戸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ふこ」とも ) 令制の封祿の中核となるもの。諸国の一定の課戸(かこ)を指定し、その戸の出す租の二分の一、庸・調の全部および仕丁(じ…
転封【てんぽう】
- 百科事典マイペディア
- 豊臣秀吉・江戸幕府によって行われた大名の配置替えのこと。国替(くにがえ)・移封(いほう)ともいう。大名移動の際,家臣団は随伴するが,百姓は移動…
封戸 ふこ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 律令制下,貴族や寺社に与えられた食封 (じきふ) の戸職封・位封などがある。貴族の重要な経済基盤であったが,平安中期から封戸に当てられた郷が固…
【封事】ふうじ
- 普及版 字通
- 密封した上奏の文。〔漢書、宣帝紀〕(地節二年)上(しやう)始めて事を親(みづか)らす。~群臣をして、封事を奏することを得しむ。字通「封」の項目…
【封冊】ほうさく
- 普及版 字通
- 諸侯を封ずる策命の詔。〔文体明弁、冊〕四に曰く、封册。侯を封ずるに之れを用ふ。字通「封」の項目を見る。
【封畛】ほうしん
- 普及版 字通
- 田のあぜ。字通「封」の項目を見る。
【提封】ていほう
- 普及版 字通
- 大凡。字通「提」の項目を見る。
封冻 fēngdòng
- 中日辞典 第3版
- [動]1 氷が張る.2 地面が凍りつく.
封堵 fēngdǔ
- 中日辞典 第3版
- [動]1 (道路などを)封鎖する.~路口/交差点を封鎖する.2 <体育・スポーツ>ブロックする.
封河 fēng//hé
- 中日辞典 第3版
- [動]河川が結氷する.
封山 fēng//shān
- 中日辞典 第3版
- [動]山道が閉ざされる.山止めにする.大雪~/大雪で山道が閉ざされる.
弥封 mífēng
- 中日辞典 第3版
- [動](不正を防止するために)入学試験の答案を袋とじにして,受験者の氏名が採点者にわからないようにする.
【斜封】しやほう
- 普及版 字通
- 勅書に封する。字通「斜」の項目を見る。
【旧封】きゆうほう
- 普及版 字通
- 旧領。字通「旧」の項目を見る。
【県封】けんべん
- 普及版 字通
- 棺を墓穴に下すなわ。字通「県」の項目を見る。
【柝封】たくふう
- 普及版 字通
- 開封。字通「柝」の項目を見る。
查封 cháfēng
- 中日辞典 第3版
- [動](調べて)封印する,差し押さえる,閉鎖する.~财产/財産を差し押さえる.~了无照wúzhào~…
敕封 chìfēng
- 中日辞典 第3版
- [動]勅封(ちょくふう).勅命により官位や爵位,称号を賜る(こと).
封蠟 ふうろう
- 日中辞典 第3版
- 封蜡fēnglà,火漆huǒqī.
碓井封うすいのふう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:嘉穂郡碓井町碓井封遠賀(おんが)川上流域、現碓井町一帯にあった観世音寺(現太宰府市)の封戸。古代嘉麻(かま)郡碓井郷(和名抄)の郷…
封戸郷ふべごう
- 日本歴史地名大系
- 大分県:宇佐市封戸郷古代宇佐郡封戸郷(和名抄)を継承する中世郷。郷域は寄藻(よりも)川や同川支流向野(むくの)川流域の谷間や丘陵地を占め、…
勅封 ちょくふう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 天皇の命令によって封を加えること。またその封印。開封には勅許を必要とする。正倉院は勅封の倉として,現在もその形式に従って開閉を行っている。…
食封 へひと
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- ⇒食封(じきふ)