卵胞ホルモン らんぽうほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雌の生殖器に対して刺激作用をもち、また発情を誘起するホルモンで、発情ホルモンともよばれる。[編集部][参照項目] | 発情ホルモン
女性ホルモン
- 四訂版 病院で受ける検査がわかる本
- 基準値 エストロゲン(尿検査) 男性:2~20μg/日 女性:卵胞期 3~20μg/日 排卵期 10~60μg/日 黄体期 8~50μg/日 閉経…
らんぽう‐ホルモン(ランパウ‥)【卵胞ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 子宮の発育・内膜の増殖・乳腺の発育・月経・第二次性徴などを発現させるホルモン。卵巣内の卵胞から分…
脳下垂体【のうかすいたい】
- 百科事典マイペディア
- 下垂体,下生体とも。脊椎動物の間脳の下にたれ下がる内分泌腺。由来を異にする腺下垂体と神経下垂体とからなる。ヒトでは蝶(ちょう)形骨中央の上面…
下垂体 かすいたい pituitary gland
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 脳下垂体。頭蓋のほぼ中央のトルコ鞍にはまり込み,視床下部と細い柄で連なっている内分泌腺。重さがわずか 0.6g程度の小さい臓器であるが,重要なホ…
異所性ホルモン産生腫瘍 (いしょせいホルモンさんせいしゅよう) ectopic hormone-producing tumor
- 改訂新版 世界大百科事典
- ホルモンはそれぞれ特定の臓器で作られるが,その臓器に腫瘍ができ,そのホルモンを過剰に作り出すようになったとき,これをホルモン産生腫瘍hormone…
女性ホルモン剤 じょせいほるもんざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 女性ホルモンを製剤としたもの。女性ホルモンは動物の雌性ホルモンに相当するもので、女性の卵胞から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄…
アラタ体【アラタたい】
- 百科事典マイペディア
- 大部分の昆虫に見られる内分泌腺。脳の後方,大動脈の両側に1対あり,球状。3種の幼若ホルモンを分泌する。このホルモンは前胸腺から分泌されるホ…
ホルモン剤及び抗ホルモン剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- ◎ホルモン剤・抗ホルモン剤とは 乳ガン、前立腺ガン、子宮しきゅうガンなどは、ホルモンが密接にかかわっているガンです。たとえば乳ガンは卵胞ホ…
GHRH(GRH)
- 内科学 第10版
- growth hormone releasing hormone,成長ホルモン放出ホルモン
ひょうてき‐きかん(ヘウテキキクヮン)【標的器官】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 特定のホルモンの作用を受ける特定な器官をいう。たとえば、下垂体前葉ホルモンである副腎皮質刺激ホルモンの場合は副腎皮質。
のうかすいたい‐ちゅうようホルモン(ナウカスイタイチュウエフホルモン)【脳下垂体中葉ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 脳下垂体の中葉から分泌されるホルモン。メラニン色素細胞中の色素顆粒を拡散させて体色を変化させる作…
下垂体機能亢進
- 栄養・生化学辞典
- 下垂体が過形成された状態で,特定のホルモンの合成・分泌が促進され,病状を呈する.成長ホルモン過形成の末端肥大症,副腎皮質刺激ホルモン過形…
異所性ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 腫瘍など本来ホルモンを産生しない臓器,器官,組織で産生されるホルモン.
だんせい‐ホルモン【男性ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 男性の生殖器官の発達や第二次性徴の発現などを支配する内分泌物質。おもに睾丸の間質細胞から分泌され…
しんけい‐ホルモン【神経ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 神経細胞から血液中に分泌され、血流にのって運ばれ、目的の器官に作用を及ぼす物質。オキシトシンやバ…
卵胞刺激ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- ろ(濾)胞刺激ホルモンともいう.下垂体前葉から分泌される性腺刺激ホルモンの一つで,糖タンパク質である.卵胞の発育を促進し,卵胞ホルモンの…
ホルモン‐ざい【ホルモン剤】
- デジタル大辞泉
- ホルモンを医薬用の製剤にしたもの。化学合成もされる。分泌機能に障害のある場合に用いられる。抗炎症・免疫抑制作用をもつものもある。
エストラジオール
- デジタル大辞泉プラス
- 卵胞ホルモン、エストロゲンの一種。薬剤ではホルモン療法に使用される。
腟内リング【ちつないリング】
- 百科事典マイペディア
- ホルモン剤を用いた,女性が行う避妊法。ホルモン分泌を操作し,排卵を抑制するとともに,受精が起こりにくい状態をつくり出す。 黄体ホルモンと卵…
下垂体性ゴナドトロピン分泌亢進症 かすいたいせいごなどとろぴんぶんぴつこうしんしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 視床下部あるいは下垂体に生じたゴナドトロピン(Gn:gonadotropin)産生腫瘍(しゅよう)からゴナドトロピンが過剰に分泌されるためにおこる疾患。指…
成長ホルモン分泌不全性低身長症(視床下部・下垂体)
- 内科学 第10版
- 概念 成長ホルモン(growth hormone:GH)分泌不全性低身長症(小児成長ホルモン分泌不全症(growth hormone deficiency:GHD))は下垂体からの成…
テストステロン(testosterone)
- デジタル大辞泉
- 雄性ホルモンの一。精巣から分泌されるステロイドホルモンで、第二次性徴の発現を促す。
パラトルモン parathormone; parathyroid hormone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 副甲状腺ホルモン PTH,上皮小体ホルモン,パラソルモンともいう。アミノ酸 83~85個から成るペプチドホルモンで,分子量は 8500。骨の再吸収によっ…
アンドロゲン
- 栄養・生化学辞典
- 男性ホルモン,雄性ホルモンともいう男性の副性器の活性の刺激,男性性欲の発達,去勢後の男性性徴の衰退の阻止などの活性を示す物質の総称で,通…
胎盤ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 胎盤で合成分泌されるホルモンで,じゅう毛性性腺刺激ホルモン,胎盤性ラクトゲン,じゅう毛性甲状腺刺激ホルモン,プロゲステロン,エストロゲン…
プロラクチン
- 栄養・生化学辞典
- 乳腺刺激ホルモン,泌乳刺激ホルモンともいう.乳腺に作用して乳汁の合成分泌を促進するペプチドホルモン.視床下部の指令によって下垂体が分泌す…
成長ホルモン分泌不全性低身長症 せいちょうホルモンぶんぴつふぜんせいていしんちょうしょう Pituitary dwarfism (内分泌系とビタミンの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 小児期までに下垂体からの成長ホルモンの分泌が障害されて起こる低身長症(小人症)をいいます。成長ホルモンの分泌のみがよくない場…
チョー・ハオ リー Cho Hao Li
- 20世紀西洋人名事典
- 1913.4.21 - 米国の生化学者。 カリフォルニア大学バークリー校教授,バークリー大学ホルモン研究所所長。 広東(中国)生まれ。 1933〜35年南京大学…
内分泌療法
- 知恵蔵
- 内分泌物質(ホルモン)や、ホルモンの分泌量をコントロールする薬剤を投与することによって、ホルモンが関与する病気の発生や進行を抑える治療法のこ…
ないぶんぴつけい 内分泌系 endocrine system
- 最新 心理学事典
- 生体内の情報伝達系のうち,とくに細胞外で化学物質を介して行なわれるもの全体を指して内分泌系とよんでいる。広義にはレニンなどの酵素分泌も内分…
ふくじんひしつ‐しげきホルモン【副腎皮質刺激ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 脳下垂体前葉から分泌されるホルモン。副腎皮質の形態を維持し、副腎皮質ホルモンの分泌を調節する。白…
男性ホルモン【だんせいホルモン】
- 百科事典マイペディア
- 性ホルモンの一種。アンドロゲンとも。動物をも含めるときには雄性ホルモンと称すのが一般的。ヒトでは精巣の間質細胞から分泌されるテストステロン…
ACTH エーシーティーエイチ adrenocorticotropic hormone
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 副腎皮質刺激ホルモン。下垂体前葉ホルモンの一種。副腎皮質ホルモンの血中濃度が低下すると,下垂体前葉から ACTHが分泌されて副腎皮質を刺激し,皮…
ステロイドホルモン ステロイドホルモン steroid hormone
- 化学辞典 第2版
- ステロイド骨格を有するホルモンの総称.テストステロン(男性ホルモン),エストロン(女性ホルモン),コルチコステロン(副じん皮質ホルモン)などが代…
hormonal, ale
- ポケットプログレッシブ仏和・和仏辞典 第3版(仏和の部)
- ((男複))aux [形]ホルモンの,ホルモンによる.
ACTH【エーシーティーエッチ】
- 百科事典マイペディア
- 副腎皮質刺激ホルモンの略称。コルチコトロピンともいう。脳下垂体前葉から分泌されるホルモンの一つ。39個のアミノ酸からなる鎖状分子で,分子量は…
黄体ホルモン (おうたいホルモン)
- 改訂新版 世界大百科事典
- →女性ホルモン
hórmone replácement thèrapy
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- 《医学》ホルモン補充療法(◇閉経時[後]に行う女性ホルモン投与;(略)HRT).
成長ホルモン【せいちょうホルモン】
- 百科事典マイペディア
- GH,ソマトトロピン(STHと略記)とも。脳下垂体前葉ホルモンの一種で,細胞膜のアミノ酸通過を刺激するなどタンパク質合成を直接・間接に支配し成長…
菌類ホルモン きんるいほるもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 菌類が分泌するホルモンをいう。カワリミズカビの性ホルモンであるシレニンは、雌の配偶子嚢(のう)から分泌され、雄配偶子に化学走性をおこさせる。…
とりよーどさいろにん【トリヨードサイロニン】
- 家庭医学館
- 甲状腺(こうじょうせん)ホルモンの1つ。 甲状腺で合成されるものには、サイロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)があります(表「お…
のうかすいたいちゅうよう‐ホルモン〔ナウカスイタイチユウエフ‐〕【脳下垂体中葉ホルモン】
- デジタル大辞泉
- 脳下垂体の中葉から内分泌されるホルモン。メラニン色素細胞の拡大・増殖に関与する。中葉ホルモン。
甲状腺中毒
- 栄養・生化学辞典
- 甲状腺ホルモンが過剰の状態で,甲状腺の機能亢進,甲状腺以外での甲状腺刺激ホルモンの生産,甲状腺ホルモンの貯蔵に欠陥があって,生産過剰にな…
脳下垂体 (のうかすいたい) hypophysis pituitary gland
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 ヒトの脳下垂体 前葉と前葉ホルモン 隆起部 中間部とそのホルモン 漏斗 後葉と後葉ホルモン 脳下垂体の異常 脳下垂体ホ…
しょくぶつ‐ホルモン【植物ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 植物の体内で合成され、形態形成や生長などを促進したり、抑制調整したりする有機物。オーキシン、ジベ…
せいちょう‐ホルモン(セイチャウ‥)【成長ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 哺乳類の体全体の成長を促す蛋白系のホルモン。脳下垂体前葉から分泌される。成長期以前に分泌の低下が…
ホルモンとは(内分泌系の疾患の総論)
- 内科学 第10版
- (1)ホルモンの定義 「ホルモン(hormone)」という用語は,Starlingが1905年,「内分泌腺で作られた物質が血流を介して運搬されて,標的臓器を刺…
ふくじんずいしつ‐ホルモン【副腎髄質ホルモン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( ホルモンは[ドイツ語] Hormon ) 副腎髄質から分泌されるホルモン。アドレナリンのこと。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
- 栄養・生化学辞典
- 視床下部から分泌され,下垂体に作用して性腺刺激ホルモンの分泌を促進するホルモン.アミノ酸10個のペプチド.