【廛里】てんり
- 普及版 字通
- まち。〔宋書、楽志一〕自頃(このごろ)家ごとに新哇(しんあい)を競ひ、人びと謠俗を(たつと)ぶ。~典正を排斥し、煩を崇長す。~故に諠醜(けんしう)…
【素里】そり
- 普及版 字通
- 故郷。字通「素」の項目を見る。
【里尹】りいん
- 普及版 字通
- 里の長。字通「里」の項目を見る。
【里君】りくん
- 普及版 字通
- 地域の長。〔管子、小匡〕を作(な)して軍令を寓す。~齊の國を三して、以て三軍と爲し、其の賢民を擇びて、里君爲(た)らしむ。字通「里」の項目を見…
【里耳】りじ
- 普及版 字通
- 俗耳。字通「里」の項目を見る。
【里塾】りじゆく
- 普及版 字通
- 村の塾。字通「里」の項目を見る。
【里所】りしよ
- 普及版 字通
- 一里ほど。字通「里」の項目を見る。
【里俗】りぞく
- 普及版 字通
- 村の風俗。字通「里」の項目を見る。
【里路】りろ
- 普及版 字通
- 道のり。字通「里」の項目を見る。
【里老】りろう
- 普及版 字通
- 庄屋。字通「里」の項目を見る。
【閭里】りより
- 普及版 字通
- 村里。〔史記、袁伝〕袁、楚の相と爲る。~もてぜられて家に居り、閭里と沈し、相ひ隨行し、鬪走狗す。字通「閭」の項目を見る。
里村さとむら
- 日本歴史地名大系
- 石川県:輪島市旧輪島市地区里村[現]輪島市里町小田屋(おだや)村の東、南志見(なじみ)川中流から河口東岸の平地・丘陵に立地。中世の南志見郷…
小川里おがわのさと
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:播磨国飾磨郡小川里「播磨国風土記」にみえる里。「和名抄」には記載されない。風土記にもとの名は私(きさき)里とあり、欽明天皇の時代に…
枚方里ひらかたのさと
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:播磨国揖保郡枚方里「播磨国風土記」にみえる里。「和名抄」には記載されない。地名について風土記は河内国茨田(まんだ)郡の枚方里の漢人…
出水里いずみのさと
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:播磨国揖保郡出水里「播磨国風土記」にみえる里。「和名抄」には記載されない。地名はこの村に寒泉が出ることによるといい、この里を南流す…
美良里みらのさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:伊豆国那賀郡美良里古代郷里制下の入間(いるま)郷の里。年代不明の平城宮跡出土木簡(「平城宮木簡概報」六―八頁)に「那賀郡入間郷美良里…
川津里かわづのさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:駿河国駿河郡川津里古代郷里制下の古家(ふるいえ)郷の里。天平七年(七三五)一〇月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二四頁)…
三保里みほのさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:駿河国廬原郡三保里古代郷里制下の河名(かわな)郷の里。天平八年(七三六)七月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」二二―二三頁)に「…
竹田里たけだのさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:駿河国有度郡・有渡郡竹田里古代の山家(やまいえ)郷の里名。天平九年(七三七)一〇月の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡概報」三一―二五頁…
赤星里あかほしのさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:駿河国益頭郡・益津郡赤星里古代郷里制下の高楊(たかやなぎ)郷の里。天平七年(七三五)から同一一年頃の平城京跡出土木簡(「平城宮木簡…
入野里いりののさと
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:遠江国敷智郡・敷知郡入野里古代の里名。浜松市伊場(いば)遺跡出土木簡に「乙未年入野里人君子部□×」とみえる。乙未年は持統九年(六九五…
反里そり
- 日本歴史地名大系
- 新潟県:中魚沼郡津南町赤沢村反里[現]津南町赤沢 反里赤沢(あかさわ)村の枝村。本村の北西の信濃川右岸にあり、善光寺道が通る。正保国絵図に「…
神戸里かんべのさと
- 日本歴史地名大系
- 島根県:出雲国楯縫郡神戸里「和名抄」に記載されない。「出雲国風土記」に楯縫郡四郷と別に神戸里とみえる。熊野大社と杵築大社(出雲大社)の神戸…
宇治里うじのさと
- 日本歴史地名大系
- 京都府:宇治市宇治里歌学書「八雲御抄」に載る歌枕。「宇治里」と記されることは少ないが、宇治は「万葉集」に宇治川・宇治都・宇治渡などの名でみ…
里村さとむら
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:長崎市里村[現]長崎市目覚町(めざめまち)・茂里町(もりまち)・岩川町(いわかわまち)・坂本(さかもと)一―三丁目・江平町(えびらま…
奥里おくざと
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:下県郡厳原町府中城下奥里[現]厳原町国分国分(こくぶ)町の西部に位置する。もと与良(よら)五里の一つで、白鳳期に桜(さくら)川(金…
里城跡さとのじようあと
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:球磨郡多良木町多良木村里城跡正確な比定地は不明だが、球磨川流域の里城・久鹿(くしか)・馬門(まかど)一帯の丘陵地が城跡と伝わる。地…
里村さとむら
- 日本歴史地名大系
- 鹿児島県:薩摩郡里村面積:一七・三〇平方キロ(境界未定)上甑(かみこしき)島東部に位置。東・南・北は東シナ海に面し,西は上甑村。北部に鍬崎…
さが‐よう(‥ヤウ)【嵯峨様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 書道様式の一つ。嵯峨流の書風。[初出の実例]「さがやうの返事仲国持って居る」(出典:雑俳・柳多留‐二〇(1785))
かんじさんおんこう〔カンジサンオンカウ〕【漢字三音考】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の語学書。1巻。本居宣長もとおりのりなが著。天明5年(1785)刊。日本語の音と、漢音・呉音・唐音の三音について論じたもの。
あす【明日】 ありと思((おも))う
- 精選版 日本国語大辞典
- 次の機会があると思って、今できることをしないこと。[初出の実例]「あすありと思ふはけちな女郎かい」(出典:雑俳・柳多留‐二〇(1785))
ねずみ‐ごめ【鼠米】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鼠の臭気がある米。[初出の実例]「ねつみ米だとねこまとの喰ところ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐天明五(1785)仁二)
katáchí-zúkúru, かたちづくる, 形作る
- 現代日葡辞典
- (<…+tsukúru) Formar;dar forma 「a」;moldar;fazer;constituir.Kojin ga atsumatte shakai o katachizukutte iru|個人が集まって社…
くに‐さと【国里】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 国と里。国または里。[初出の実例]「国里といふ事が有る程に、定て里の名で有う」(出典:虎寛本狂言・伊文字(室町末‐近世初))② 生まれ…
さと‐おさ(‥をさ)【里長・郷長】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 村落の首長。法制上は律令の国郡里制下の里長(りちょう)、郷里制下の郷長(ごうちょう)および里正(りせい)を指すが、後代に至っても広く用…
さと‐ことば【里言葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① いなかことば。地方なまりのあることばづかい。くにことば。さとなまり。[初出の実例]「俳諧は〈略〉あやしの俚語(〈注〉サトコトバ)…
さと‐すがた【里姿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 里居(さとい)の時のくつろいだ姿や服装。ふだん着の姿。[初出の実例]「なにともなく、さとすがたもひきかへず、急ぎまかでつるを」(出典…
さと‐だい【里内】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「さとだいり(里内裏)」の略。
さと‐ばやし【里林】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 里の近くにある林。[初出の実例]「桜咲くうしろのかたのさとはやし春はむかひになりにけるかな〈源仲正〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)…
さと‐みこ【里巫女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 里神楽(さとかぐら)を奏するみこ。村里の神社に仕えるみこ。[初出の実例]「さとみこがみ湯立笹(ゆたてざさ)のそよそよになびき起伏しよし…
さと‐ゆき【里雪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山より平地の里に多く降る雪。
み‐さと【御里・京】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) みやこ。京都。京師(けいし)。[初出の実例]「大道を京(ミサト)の中に作りて」(出典:日本書紀(720)仁徳一四年是歳…
こと‐さと【異里】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 別の里。他郷。
こうり(カウ‥)【蒿里】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 中国、泰山の南にある山名。死人の魂がそこに来て留まると考えられた。[ 2 ] ( 転じて ) 墓地。墓場。[初出の実例]「桃蹊長掩レ迹、蒿里忽迎レ…
わけ‐ざと【分里・訳里】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( わけ有る里の意 ) 遊里。遊郭。色里。わけの里。ぶんり。[初出の実例]「わけ里(サト)を知らぬのみか、当世の言葉さへ聞わけぬやぼすけ…
り‐ちょう(‥チャウ)【里長】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で地方行政区画の最下級の単位である里(五〇戸)の長。現地の農民のうちの有力者を任命し、里内の秩序維持、勧農、警察などを行な…
返里 fǎnlǐ
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>故郷へ帰る.
关里 Guānlǐ
- 中日辞典 第3版
- ⇀Guānnèi【关内】
いち‐り【一里】
- デジタル大辞泉
- 距離・面積の単位。→里
さと‐ざくら【里桜】
- デジタル大辞泉
- オオシマザクラに由来する桜の園芸品種の総称。八重咲きで、花の色が白・黄・紅色など多くの品種がある。やえざくら。ぼたんざくら。《季 春》[類語]…