くっし‐いた・し【屈甚】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞ク活用 〙 =くしいたし(屈甚)[初出の実例]「胸のみふたがりて物なども見入れられず、くつしいたくて文も読までながめ臥し給へるを」(出…
くろけむり【黒煙】 を 立((た))てる
- 精選版 日本国語大辞典
- 頭から黒けむりを立てるほど一心に物事に集中すること。[初出の実例]「頭よりまことにくろけふりを立てて、いみじき心を起して加持し奉る」(出典:源…
おもい‐かわ・る(おもひかはる)【思変】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 心変わりする。気持が変わる。[初出の実例]「かれがれにとだえ置かむ折こそは、さやうにおもひかはることもあらめ」(出典…
かえり‐ざま(かへり‥)【帰方・帰様】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「かえりさま」とも ) 帰ろうとしている時。帰りがけ。帰り道。かえるさ。[初出の実例]「かへりさまに立ちより給ひて」(出典:源…
さぶらい‐わらわ(さぶらひわらは)【侍童】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貴人のおそば近く仕える少年。さむらいわらわ。[初出の実例]「をかしげなるさぶらひわらはの、姿このましう、ことさらめきたる」(出典:…
さみだれ‐がみ【乱髪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 乱れた髪。和歌で多く五月雨にかけていう。[初出の実例]「あつかはしきにさみたれかみのみたるるをもしらてかき給ふよとて」(出典:河内…
あこめ‐すがた【衵姿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 衵姿〘 名詞 〙 幼童が、上に汗衫(かざみ)を着ないであこめを着ている姿。[初出の実例]「わらはべなど、をかしきあこめすかたうちとけて」(出典:源…
ひが‐かぞえ(‥かぞへ)【僻数】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 間違った計算。数え違い。[初出の実例]「いと若く、清らにて、かく、御賀などいふことは、ひがかぞへにやとおぼゆるさまの」(出典:源氏…
ひごん‐き【緋金錦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 金糸を加えた緋色の錦。秘錦(ひごん)。[初出の実例]「故院の御世のはじめつ方、高麗人の奉れりける、綾、ひこんきどもなど」(出典:源氏…
ひと‐みえ【人見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人に見えるところ。人まえ。見てくれ。ひとみ。[初出の実例]「下の心ばへををしからず癖ありて、人みえ憎きところつき給へる人なり」(出…
はつせ‐もうで(‥まうで)【初瀬詣・泊瀬詣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大和国(奈良県)初瀬の長谷観音に参詣すること。[初出の実例]「この二月になむ、はつせまうでのたよりに、たいめんして侍し」(出典:源…
はは‐みやすどころ【母御息所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はわみやすどころ」の時代も ) 御息所で、母である人。[初出の実例]「ははみやす所は、かげだにおぼえ給はぬを」(出典:源氏物語(10…
うつし‐かた・る【移語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 人のことばをそのまま伝え話す。[初出の実例]「『かくなむ』とうつしかたれども、ものものたまはねば」(出典:源氏物語(…
うら‐づたい(‥づたひ)【浦伝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浦から浦へと移って行くこと。海岸に沿って行くこと。[初出の実例]「北の方は舟にてのぼる。うらつたひに逍遙しつつ来るに」(出典:源氏…
うれえ‐がお(うれへがほ)【愁顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =うれいがお(愁顔)[初出の実例]「鹿はただまがきのもとにたたずみつつ〈略〉うち鳴くも、うれへ顔なり」(出典:源氏物語(10…
すえ【末】 無((な))し
- 精選版 日本国語大辞典
- 将来の見込みがない。また、しかるべき子孫がない。[初出の実例]「すへなきやうに人の思ひいふも、すてたる身には思ひなやむべきにはあらねど」(出典…
ものおもい‐がお(ものおもひがほ)【物思顔】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 もの思いにふけった顔つき。また、心配そうな様子。案じ顔。[初出の実例]「いとものおもひがほにてあれたる家の露しげきをながめて」(出…
ま‐かわ(‥かは)【眼皮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 眼をおおう皮。眼のふちの皮。まぶた。[初出の実例]「見かへりたるまみ、いたう見のべたれど、まかはらいたく黒み落ちいりて」(出典:源…
まち‐・う【待得】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ア行下二段活用 〙 待ってそのものに会う。待ち迎える。迎えとる。[初出の実例]「優曇華の花まちえたる心地してみ山桜に目こそうつらね」(…
まねび‐た・つ【学立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 見聞した物事の有様を、くわしく言い立てる。[初出の実例]「この程の儀式なども、まねびたてんにいとさらなりや」(出典…
み‐あ・く【見開】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 目をあける。見ひらく。[初出の実例]「生けるやうにもあらで、さすがに、目を、ほのかに、みあけたるに」(出典:源氏物…
atsúí3, あつい, 厚い
- 現代日葡辞典
- 1 [厚さが]「bife」 Grosso.~ hon [mōfu;ōbā]|厚い本[毛布;オーバー]∥Um livro [cobertor;sobretudo] ~.[A/反]Us…
奈良国立博物館 ならこくりつはくぶつかん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 独立行政法人国立博物館を構成する博物館。所在地は奈良市登大路町。 1889年宮内省所管の帝国奈良博物館として設立,1895年開館。 1900年奈良帝室博…
エミリー シーボム Emily Seebohm 水泳
- 最新 世界スポーツ人名事典
- 水泳選手(背泳ぎ) 北京五輪・ロンドン五輪金メダリスト生年月日:1992年6月5日国籍:オーストラリア出生地:サウスオーストラリア州アデレード経歴:…
corporate goods price index
- 英和 用語・用例辞典
- 企業商品価格指数 企業物価指数 CGPIcorporate goods price indexの用例The Bank of Japan’s corporate goods price index, designed to gauge whole…
科学技術・イノベーション基本計画 かがくぎじゅついのべーしょんきほんけいかく Science,Technology and Innovation Basic Plan
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 日本の科学技術振興およびイノベーション創出政策の基本方針を示す、政府の五か年計画。科学技術・イノベーション基本法(旧、科学技術基本法、平成7…
座間市の要覧 ざましのようらん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 面積:17.57平方キロメートル総人口:13万2325人(男:6万6001人、女:6万6324人)世帯数:6万0257戸※『令和2年国勢調査 人口等基本集計』(総務省…
道路交通法 どうろこうつうほう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 昭和35年法律105号。自動車交通の急激な進展に対処して,道路における危険の防止,交通の安全と円滑,道路交通による障害の防止を目的とする法律。道…
あわ(あは)【淡】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] ( 形容詞「あわい」の語幹 ) あっさりしていること。[初出の実例]「待ちつけたてまつりたるかひなく、あわの御ことわりや」(出典:源氏物語(1…
ひき‐しの・ぶ【引忍】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 「ひき」は接頭語 )[ 1 ] 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 表だたないようにする。人目を避ける。しのぶ。[初出の実例]「御前より、宰相の君して、忍び…
Ton・ne, [tɔ́nə トネ]
- プログレッシブ 独和辞典
- [女] (-/-n; (小)Tönnchen [tœ́nçən]-s/-)❶ 大きなたる;ドラム缶eine Tonne mit Öl\油の入った…
リッチー マコウ Richie McCaw ラグビー
- 最新 世界スポーツ人名事典
- ラグビー選手(FW)生年月日:1980年12月31日国籍:ニュージーランド出生地:オアマル別名等:本名=Richard McCaw受賞歴:IRB年間最優秀選手〔2006年・…
あわれ‐さ(あはれ‥)【哀さ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さ」は接尾語 ) あわれなこと。また、その度合。[初出の実例]「寂しき所のあはれさは、様殊(さまこと)なりけりと心苦しうおぼされて…
いい‐ととの・う(いひととのふ)【言調】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 指示して物事を整備する。命じてきちんとさせる。言って取りしきる。[初出の実例]「僅かなる下人(しもびと)をもいひと…
いき‐ち・る【行散】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ちりぢりに別れ去る。散り別れる。離散する。ゆきちる。[初出の実例]「さてありぬべき人々は、〈略〉皆つぎつぎにしたが…
おいさき【生先】 籠((こも))る
- 精選版 日本国語大辞典
- (若い人の)将来が長く、可能性も豊かである。春秋に富む。世ごもる。[初出の実例]「親などたちそひ、もてあがめて、おひさきこもれる窓のうちなる…
おくり‐むかえ(‥むかへ)【送迎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を送ったり、迎えたりすること。そうげい。おくりむかい。[初出の実例]「御おくりむかへの人の、きぬの裾たえがたく、まさなき事もあり…
おぼし‐まさ・る【思勝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「おもいまさる(思勝)」の尊敬語 ) 思う心が次第に強くなられる。[初出の実例]「かたみにあはれとのみ深くおぼしまさ…
おぼろ‐づきよ【朧月夜】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おぼろにかすんでいる月。また、おぼろ月の出ている夜。おぼろづくよ。朧夜。《 季語・春 》[初出の実例]「このころのおほろ月夜にしのび…
おもい‐むせ・ぶ(おもひ‥)【思噎】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 バ四段活用 〙 物思いに堪えきれないで、声をつまらせて泣く。悲しさで胸がつかえる。[初出の実例]「思ひむせべる心の闇も晴るるやうなり…
うちとけ‐わざ【打解業】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気を許して、隔てをなくしたふるまい。無遠慮に人の心の内面にまで立ち入った行為。[初出の実例]「さまことにさならぬうちとけわざもし給…
うち‐まぼ・る【打守】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) =うちまもる(打守)[初出の実例]「はじめつかたは、あやしくむつかしき人かなと、うちまぼり給ひ…
たずね‐い・る(たづね‥)【尋入】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 尋ねてはいりこむ。捜すために山奥などに深く分け入る。[初出の実例]「人の教へのままに、にはかにたづねいり侍りつれど…
たち‐つ・ぐ【立継】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ガ四段活用 〙 先の人のあとをうけつぐ。あとを継いで立つ。[初出の実例]「この宮を世中にたちつぎ給ふべく、我が御時もてかしづき奉りけ…
たて‐ちが・う(‥ちがふ)【立違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 互いちがいに立てる。互いに重ならないように立てる。[初出の実例]「几帳どものたてちがへたるあはひより、見通されて…
たとえ【譬】 ん 方((かた))なし
- 精選版 日本国語大辞典
- ほかの同類と比べようがない。比較にならない。また、程度がはなはだしく、言い表わしようがない。[初出の実例]「猶にほはしさは、たとへん方なく美…
のがれ‐ことば【逃言葉・遁言葉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いいのがれをしようとしていうことば。のがれ口上。逃げ口上。にげことば。遁辞。[初出の実例]「この、御のがれこと葉こそ、思ひ出づれば…
のこり‐とどま・る【残留】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 あとに残ってその場所にいる。また、生き残る。残留(ざんりゅう)する。[初出の実例]「おいの身ののこりとどまりたるもい…
のわき‐だ・つ【野分立】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 野分の状態になる。野分のような様子になる。野分めいた風が吹く。《 季語・秋 》[初出の実例]「風のわきだちて吹く夕暮…
はかな‐・ぶ【果無ぶ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 ( 「ぶ」は接尾語 ) はかないさまにふるまう。頼りなさそうな状態にある。[初出の実例]「はかなびたるこそはらうたけれ」…