気象警報 きしょうけいほう weather warning
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象が原因で,重大な災害が起こるおそれのあるときに警戒を呼びかけるために気象庁から発表される警報。気象注意報との違いは,対象が「重大な災害…
きしょう‐えいせい(キシャウヱイセイ)【気象衛星】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地球上の気象状態を観測するための人工衛星。長期予報、台風の進路の確定などに重要な役割を果たす。
いじょう‐きしょう(イジャウキシャウ)【異常気象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 過去三〇年程度の平均的な気象現象とくらべて著しくかけ離れた気象。異常高温、異常低温、異常多雨、異常少雨など。エルニーニョ、火山の…
び‐きしょう〔‐キシヤウ〕【微気象】
- デジタル大辞泉
- 地表面から2メートルくらいまで、あるいは100メートルくらいまでの大気現象。地面の状態によって著しい影響を受け、生物の生活や農業・建築などにか…
きしょう‐レーダー〔キシヤウ‐〕【気象レーダー】
- デジタル大辞泉
- 雲の位置・雨域・雨の強さなどを調べる気象観測用のレーダー。波長3~10センチ程度のマイクロ波を発射し、雨滴などによる反射波を受信して測定する。
気象通報【きしょうつうほう】
- 百科事典マイペディア
- 気象観測やその解析の結果,予警報事項その他の気象情報を一般人,特定の機関に発表,伝達すること。気象庁,管区気象台からの無線放送,ラジオを通…
気象病【きしょうびょう】
- 百科事典マイペディア
- 病状の変化が天候と密接に結びついていると考えられる病気。天候との結びつき方により次の3型に分けられる。1.低気圧性の天候に伴うもの。肺結核の…
雪(気象)【ゆき】
- 百科事典マイペディア
- 降水現象の一種。積雪を含めていう場合も多い。水蒸気の飽和した0℃以下の空気中で氷晶核に水蒸気が昇華してできた氷の結晶。降ってくる一つ一つの白…
きしょうちょうせき【気象潮汐】
- 改訂新版 世界大百科事典
kishṓ-gaku[óo], きしょうがく, 気象学
- 現代日葡辞典
- A meteorologia.
気象レーダー
- 知恵蔵
- 大気中の雨・雪などを観測するレーダー。波長数cm〜10cmのマイクロ波を発射して、雨滴や雪片からの反射(エコー)を受信し雨雲などの位置、動き、強さ…
きしょう‐けいほう〔キシヤウ‐〕【気象警報】
- デジタル大辞泉
- 重大な災害が起こるおそれがある気象の状態のときに、気象台が発表する警報。大雨警報・洪水警報・大雪警報・暴風警報・暴風雪警報・波浪警報・高潮…
きしょう‐はくしょ〔キシヤウ‐〕【気象白書】
- デジタル大辞泉
- 気象庁が毎年発表する報告書「気象業務はいま」の通称。気象庁の業務についての紹介と、最近の気象災害や地震・火山活動などの状況についてまとめら…
気象電気 きしょうでんき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →大気電気
工業気象 こうぎょうきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 工業の生産と気象との関係を対象とする分野をいう。工業生産には、程度の差はあっても、あらゆる工程に気象が影響する。近来工程が機械化され、しか…
航空気象 こうくうきしょう aeronautical (aviation) meteorology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 航空機の運航に必要な気象現象を扱う学問、または気象業務。航空気象の目的は、安全に、経済的に、スケジュールどおり運航するように気象情報を利用…
び‐きしょう(‥キシャウ)【微気象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある時刻における、地面に接する大気層、葉の表裏、畑のあぜなどきわめて微細な空間の気象状態。
こうくう‐きしょう(カウクウキシャウ)【航空気象】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 航空機の安全な飛行および経済的な運航に関係のある気象状態。飛行場付近の霧、航路の気流、風向、風速、雲量、雲高、気圧、気温、視程な…
きしょう‐がく(キシャウ‥)【気象学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] meteorology の訳語 ) 惑星大気中の気象現象を研究する学問の総称。昔は地球の大気だけが研究対象であったが、現在は火星や金星…
きしょう‐かんそく(キシャウクヮンソク)【気象観測】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大気の状態あるいは大気中で生起する諸現象を知るために、気圧、気温、湿度、風、雲などの気象要素を観測すること。対象とする場所によっ…
きしょう‐さいがい(キシャウ‥)【気象災害】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 気象現象を主要な原因の一つとする災害。高潮、洪水(こうずい)、山崩れ、山津波、霜害、雪崩(なだれ)、冷害、干害、落雷、通信障害など。
きしょう‐かん〔キシヤウクワン〕【気象管】
- デジタル大辞泉
- ⇒ストームグラス
気象観測【きしょうかんそく】
- 百科事典マイペディア
- 大気中の気象現象の観測。観測を行う場所や方法により地上,高山(山岳),海上,高層などの観測に分けられる。地上観測には気候観測と通報観測(天…
晴(気象)【はれ】
- 百科事典マイペディア
- 雲量と雲形によって天気を判定した場合の一つ。観測時の全雲量が2〜8のときを晴とする。日がよく照っていても,全雲量が9以上あれば,曇として記…
きしょうびょう【気象病】
- 改訂新版 世界大百科事典
漁業気象 ぎょぎょうきしょう meteorology for fisheries
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象庁から 1日 3回,日本放送協会 NHKのラジオ第2放送を通じて発表される,おもに日本近海で操業する漁船に対して行なう気象通報。放送される項目は…
気象衛星 きしょうえいせい meteorological satellite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象観測を目的とする人工衛星。日射量や赤外放射などの強度を測定して雲の分布を画像化したり,大気の各層の温度や湿度を測定したりする。また洋上…
気象光学 きしょうこうがく meteorological optics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 太陽や月のような明るい光源から放射される光線が,大気中の氷晶,雲粒子,雨滴などにより透過,散乱,屈折などして現れる光学的現象を研究する気象…
気象制御 きしょうせいぎょ weather modification
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 気象や気候を人工的に変化させて人間生活に役立てようというもの。小規模な事例としては冷暖房を施すことで建物内に人工気象をつくりだし,農作物の…
気象潮 きしょうちょう meteorological tide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 台風や低気圧などの気象現象によって起こる海面の昇降。気象潮には気象要素の日変化や年変化によって生じる周期的な気象潮と,台風や低気圧の通過の…
農業気象 のうぎょうきしょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 農業にとくに関係のある気象の分野をいう。 農産物の生産は気象の変動に左右されることが大きいので、昔から農作物の豊作を祈って、いろいろな祈願…
気象レーダー きしょうれーだー
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雨や雪などの気象目標をうまく探知する性能を備えたレーダー。発射された電波が降雨域内の水滴などに当たると散乱され、一部分はエコーとしてもとの…
きしょう‐でんき(キシャウ‥)【気象電気】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大気中に存在する電場、電位傾度、イオン、大気中を流れる電流など、大気中の電気現象にかかわる電気。最近では超短波または極超短波など…
電力気象 でんりょくきしょう weather related to power industries
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 電力事業に関する気象のこと。電力事業に関する気象関連業務をさす場合もある。電力気象業務は、気象庁と電力関係機関が協定し、市民生活、産業活動…
層雲(気象) そううん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 霧が空に浮かんでいるように見える雲で、霧雲(きりぐも)とよばれることもある。記号St。山では霧と区別がつかないことが多い。雲底は平らで灰色がか…
異常気象
- 知恵蔵
- 一般に過去に経験した現象から大きく外れて、人が一生の間に希にしか経験しない現象(30年間に1回程度)。大雨や強風などの数時間の激しい現象から数カ…
きしょう‐でんき〔キシヤウ‐〕【気象電気】
- デジタル大辞泉
- ⇒大気電気
きょくたん‐きしょう〔‐キシヤウ〕【極端気象】
- デジタル大辞泉
- ゲリラ豪雨・スーパー台風・竜巻・爆弾低気圧など災害を引き起こす可能性がある激しい気象現象の総称。
ぎょぎょう‐きしょう〔ギヨゲフキシヤウ〕【漁業気象】
- デジタル大辞泉
- 操業中の漁船が必要とする気象観測および気象通報。主要地点の海水温や気圧・前線の動向などをラジオを通じて知らせる。
きしょう‐えいせい〔キシヤウヱイセイ〕【気象衛星】
- デジタル大辞泉
- 地球の気象状況を観測する人工衛星。可視光線・赤外線を利用して雲や海面水温の分布などを観測し、上層風の流れなどの情報を地上局に送る。
漁業気象 (ぎょぎょうきしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 漁業には海象だけでなく,気象も大きく影響する。暴風にあえば遭難するおそれもあり,冬季北日本の海上では,船体着氷によって転覆することもあり,…
気象災害【きしょうさいがい】
- 百科事典マイペディア
- 気象現象が主因となって起こる災害。長期間異常気象が続くために起こる冷害,干害,干ばつ,暖冬害,湿潤害。洪水などの大雨による水害,強風による…
気象レーダー【きしょうレーダー】
- 百科事典マイペディア
- レーダーによれば,雨滴,雪,あられ,雪片,雲粒など波長と同程度,あるいはそれより小さい粒子の集合を検出できる。気象レーダーは波長3〜10cm程…
航空気象【こうくうきしょう】
- 百科事典マイペディア
- 航空機の安全と経済的運航に関する応用気象の一分野。航空機の大型化,超高速化と運航距離の延長に伴い,航空路の前線,高層風,着氷,乱気流,また…
あいえむおー【IMO(気象)】
- 改訂新版 世界大百科事典
気象観測 きしょうかんそく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気温や気圧や風など大気の物理的な状態、また水蒸気や二酸化炭素のような大気の構成物質、地球表面への降水、または日射、さらに雲の状態、雷雨や虹(…
気象光学 きしょうこうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象学の一部門。大気中の光や色の現象について研究する学問。青空、夕焼けなどの光の散乱現象、暈(かさ)のような雲の氷晶による屈折反射現象、光冠…
気象災害 きしょうさいがい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象現象の変動によっておこる災害をいう。気温の著しい低下によって、冬には凍害や寒害が、春秋には霜害がおこる。冬に気温が高いときには、暖冬害…
気象潮 きしょうちょう meteorological tide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象(気圧、風など)や水温変化などに伴う潮位の変動をいう。潮汐(ちょうせき)は月と太陽の起潮力によって生じる天文潮astronomical tideが大部分で…
気象通報 きしょうつうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 気象に関する情報すなわち実況、概況および予報、警報などを総称して気象通報という。気象通報には、(1)国内的に広く一般に知らせるもの、(2)国内的…