との‐びと【殿人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 貴人に仕える人。高貴な人の家人。[初出の実例]「さて自ら、との人になりて、御達などに物いひかけなどする中に」(出典:宇津保物語(970…
とらい‐じん【渡来人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 外国から渡来した人。特に古代、四~七世紀ごろに朝鮮・中国から日本に移住してきた人々。
ないち‐じん【内地人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 内地②に居住する人。また、内地②出身の人。北海道、沖縄では本州に居住する日本人をさしてもいう。[初出の実例]「内地人の旅舎は更なり、…
なかがい‐にん(なかがひ‥)【仲買人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仲買業を営む人。ブローカー。[初出の実例]「仲買人も亦官に公告し、証拠金を出し、許可を得て立社するものにて」(出典:米欧回覧実記(…
なかだち‐にん【仲立人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 仲立をする人。媒介者。② 仲立営業をする者。[初出の実例]「仲立人の資格員数及手数料を審査すること」(出典:商業会議所条令(明治二三…
たすう‐じん【多数人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =たすうしゃ(多数者)①[初出の実例]「現時の文明国における多数人の貧乏」(出典:貧乏物語(1916)〈河上肇〉一)② =たすうしゃ(多数…
たち‐うど【立人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒たちゅうど(立人)
たちゅうど(たちうど)【立人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 早乙女(さおとめ)がかがんで働くのに対して、もっぱら立ち働きするところから ) 田植えのとき、田で働く男。
せいよう‐じん(セイヤウ‥)【西洋人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 西洋諸国の人。西洋の国々に国籍をもつ人。欧米人。洋人。[初出の実例]「土人頑直にして、西洋人に道を聞く」(出典:和蘭通舶(1805)二)
せたい‐にん【世帯人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世帯をきりもりする人。一家の主婦。しょたいにん。[初出の実例]「浜手にすこしの見せを出し、是には世帯人(セタイにん)なくてはと、其所…
せっしょう‐にん(セッシャウ‥)【殺生人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狩猟・漁撈などを業とする人。また、殺生を好む人。[初出の実例]「後はせっしゃう人(ニン)の、宿につれて来て、骨をもおらず、とらへさず…
まとうど(またうど)【全人・真人】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙① ( 「またい(全)人」の意の「またびと」の変化したもの ) 純朴で正直な人。きまじめな人。また、度を過ぎて律義な人。愚直な人。…
まれ‐びと【稀人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =まれもの(稀者)[初出の実例]「いづくにも、みめよき、まれ人のあるならば、なかうど申せ」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17…
よう‐じん(ヤウ‥)【洋人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 西洋の人。欧米人。西洋人。[初出の実例]「洋人共これを『モンコル』種とも『ダルダリ』種とも称し」(出典:外国事情書(1839))
よう‐じん【庸人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 凡庸な人。普通の人。一般の人。常人。凡人。ようにん。[初出の実例]「貿々庸人識多躓、挙言不レ顧累相随」(出典:凌雲集(814)賀賜新集…
よみ‐びと【読人・詠人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌などをよんだ人。[初出の実例]「題をもよみ人をもあらはし心得たるこそ見所もありけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)
よわい‐びと(よはひ‥)【齢人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 高齢の人。年長者。② 昔、天子が元服の時、御酒を奉じ、祝詞を献じた人で、公卿の中で第一の老人。[初出の実例]「君が代の幾千とせをか…
らい‐じん【癩人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =らいにん(癩人)[初出の実例]「日本の癩人(ライジン)」(出典:雑談集(1305)一〇)
ユダヤ‐じん【ユダヤ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 イスラエル人。セム族の一派、アラム族の一つでアモライト・ヒッタイト・フィリスタインと混血して成立。ユデア人。ヘブル人。ジュー。狭…
ぼくぐう‐じん【木偶人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 でくのぼう。でく。くぐつ。もくぐうじん。
ほしょう‐にん【保証人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある人の身元や債務義務などについて保証する人。保証債務を負う人。うけにん。[初出の実例]「保証人 巡察弾正正六位下石川朝臣弟勝 隼人…
たわれ‐びと(たはれ‥)【戯人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮気者。好色な人。すきもの。[初出の実例]「対の御方いと色めかしう、世のたはれ人にいひ思はれ給へるに」(出典:栄花物語(1028‐92頃)…
ちそう‐にん【馳走人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心を尽くして世話をしてくれる人。親切に面倒をみる人。また、接待、もてなしの係をする人。[初出の実例]「対我等幸侃無比類馳走人にて候…
こさく‐にん【小作人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地主の土地を契約により借り受け、小作料を払って耕作または養畜の事業を行なう農民。〔財政経済史料‐二・経済・農政・勧農法・文政一一…
ちょう‐じん【寵人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 寵愛している人。気に入りの人。ちょうにん。[初出の実例]「年来(としごろ)深草の天皇の寵人として」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)…
ちょう‐にん【寵人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ちょうじん(寵人)
ちんしゃく‐にん【賃借人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 賃借した人。賃貸借契約の当事者である借主。[初出の実例]「賃借人が賃借物に付き賃貸人の負担に属する必要費を出たしたるときは」(出典…
つうやく‐にん【通訳人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 通訳をする人。[初出の実例]「国語に通じない者に陳述をさせる場合には、通訳人に通訳をさせなければならない」(出典:刑事訴訟法(1948…
つかい‐びと(つかひ‥)【使人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 召使う者。召使い。使用人。下僕。下男。つかいと。[初出の実例]「比丘尼の修行する房の中に侍(ツカヒ人)童女有り」(出典:天理本金剛…
つかまつり‐びと【仕人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 つかえる人。つこうまつりびと。従者。[初出の実例]「時に従者(ツカマツリヒト)有て田道の手(た)を取得て」(出典:日本書紀(720)仁徳五…
つくし‐びと【筑紫人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 筑紫地方の人。九州出身の人。[初出の実例]「つくし人は三日こもらむと心さし給へり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)玉鬘)
デーン‐じん【デーン人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] Danes 「デンマーク人」の意 ) 八~一一世紀にイングランドに侵入したノルマン人の一派に対するイギリス人の呼称。一〇一六年デ…
ドイツ‐じん【ドイツ人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ドイツ国籍を有する人。ゲルマン民族を主とし、ドイツ語を話す。
人集り
- 小学館 和西辞典
- gran multitud f., gentío m., mucho público m.通りは黒山の人だかりだった|Se apiñaba la gente en la calle.
三人
- 小学館 和西辞典
- tres personas fpl.三人寄れば文殊の知恵 ⸨諺⸩Cuatro ojos ven más que dos.三人組trío m.三人称⸨文法⸩ tercera persona f.
アヴァール人 アヴァールじん Avars
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中央アジアのモンゴル系遊牧民460年ごろ南ロシアに現れ,1世紀後パンノニア(現ハンガリー西部)に移動し,エルベ川に達する大帝国を建設。コンスタ…
アングル人 アングルじん Angles
- 旺文社世界史事典 三訂版
- イギリス人の根幹をなすアングロ−サクソン族の一派民族的にはゲルマン人に属する。ユトランド半島の南部に居住していたが,ジュート人・サクソン人に…
エトルリア人 エトルリアじん Etrurians (イギリス) Etrusci (ラテン)
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代イタリアのトスカナ地方に住んだ系統不明の民族その原住地については小アジア説とイタリア説が対立。前7世紀ごろが最盛期。王政の12の都市国家…
猿人 えんじん Ape-man
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 更新世(洪積世)前期(200〜100万年前)の人類アフリカ南部・東部で発見された化石骨アウストラロピテクス群で,類人猿から人類への移行の中間段階…
牙人 がじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ 牙行
ケルト人 ケルトじん Celts
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド−ヨーロッパ系のヨーロッパ先住民族ゲルマン人が侵入する以前の西ヨーロッパを支配した。原住地は南ドイツと考えられるが,前7世紀までに現在…
コプト人 コプトじん Copts
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古くからキリスト教に帰依したハム語族のエジプト人上エジプト地方に多く住んでいる。異端とされた単性説を信じ続け,3〜13世紀ごろまで独自のすぐ…
むかし‐びと【昔人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 昔の世の人。古人。むかしの人。[初出の実例]「むかし人は、かくいちはやきみやびをなんしける」(出典:伊勢物語(10C前)一)② 亡き…
るい‐じん【誄人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 誄詞を述べる人。誄文を読む人。[初出の実例]「従四位上当麻真人智徳、率二誄人一奉レ誄」(出典:続日本紀‐慶雲四年(707)一一月丙午)
ドーリア人 ドーリアじん Dorians
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 前1200〜前1000年ごろ,鉄器をもって最も遅れてギリシアに南下・侵入したギリシア人の一分派。ドーリス人ともいうペロポネソス半島に移動して定住し…
南人 なんじん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 金〜元代に南方の中国人をさした呼称元は治下の諸民族をモンゴル人・色目 (しきもく) 人・漢人・南人と4つに区分したが,南人は最後まで元に抵抗し…
バスク人 バスクじん Basques
- 旺文社世界史事典 三訂版
- フランスとスペインとの国境地帯のバスク地方に住む民族現在,フランスとスペインに約300万人が居住し,言語・服装・舞踏・競技などに独自の文化を保…
ヘブライ人 ヘブライじん Hebrews
- 旺文社世界史事典 三訂版
- セム語族の一派。みずからはイスラエル(「神が支配する」の意)と称した前2000年紀にユーフラテス川流域からシリアに移り,一部はエジプトに移った…
ヤペテ人 ヤペテじん Japhetic
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代オリエントの1民族群の呼称カスピ海岸を原住地とする古代カフカース語系の民族とみられ,シュメール人・フルリ人・小アジア原住民(ヒッタイト…
下作人 げさくにん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 荘園制下,地主化した作人に対して直接耕作者である百姓をいう鎌倉後期以降作手職が分化して耕作権ではなく地主的な得分権となるにしたがい,彼らの…