なぐさ【名草・菜草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 紀伊国(和歌山県)の旧郡名。明治二九年(一八九六)海部(あま)郡と合併して海草郡となる。
ななし‐ぐさ【名無草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名のない草。名もなくつまらない雑草。[初出の実例]「歩み苦しき枯れ野辺は、あれど甲斐なきななしぐさ」(出典:浄瑠璃・吉野忠信(1697…
とお‐な(とほ‥)【遠名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 広く世間に知れわたっている名。遠くまで広まっている評判。[初出の実例]「真野の池の小菅を笠に縫はずして人の遠名(とほな)を立つべきも…
そう‐みょう(‥ミャウ)【総名・惣名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 同種、同類、または、近接する事物を一つにまとめて呼ぶ名称。総称。[初出の実例]「北杣者惣名也、此内処々皆有二別称一。所謂玉滝・湯…
めい‐きょう(‥ケウ)【名教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人のふみ行なうべき道を明らかにする教え。すぐれた聖人の教え。また、儒教の教え。[初出の実例]「算取重陽名教楽、此生長断レ茹二霊芝一…
めい‐けん【名賢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた賢人。名高い賢者。[初出の実例]「名賢襟度別、雅淡似二僧家一」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)趙推官舎人茶屋)[その他の文…
めい‐しゅ【名珠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「めいじゅ」とも ) 名高い玉。世によく知られている、すぐれた宝玉。[初出の実例]「ヲレイニワ meixuuo(メイシュヲ) タテマツラウズル…
めい‐しゅ【名酒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い酒。世間によく知られた、味のいい酒。名代(なだい)の酒。銘酒。[初出の実例]「兵衛佐殿入夜来賀之時、折并樽持二参之一、外有二一…
めい‐やく【名薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い薬。よくきくという評判の高い薬。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔宋史‐楊徽之伝〕
みょう‐ちょう(ミャウチャウ)【名帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ⇒めいちょう(名帳)② 名を列記した帳簿。めいちょう。[初出の実例]「神明の数を注たりけるには、〈略〉其名帳(ミャウチャウ)の中に」(…
きょう‐みょう(キャウミャウ)【狂名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =きょうめい(狂名)[初出の実例]「『あなたの御狂名(ケウメウ)は』『わっちゃア十返舎一九と申やす』」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛…
きょう‐めい(キャウ‥)【狂名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 狂歌の作者としての号。きょうみょう。[初出の実例]「ゑびす歌も悪凶事に及んでは、皆な連中をまぬがれ、会へも不レ出して狂名(きゃうめ…
こん‐めい【諢名・混名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 戯れやあざけりの意味でつけ、また愛称としてつける異名。あだな。[初出の実例]「エヂンバラの学院にありし時、ゼグリークブロックヘード…
さい‐みん【斎名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 雅号などの何々斎という名。もとは僧侶が法名のほかに付けたものだが、後に俗人も用いるようになった。また、広く軒号・院号・庵号をも指…
きみ‐な【公名・君名・卿名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きみ」は公卿(くぎょう)の意 ) 天台宗などで、公卿・殿上人の子息を弟子とする場合、まだ得度していない児童に父の職名をつけて、大…
か‐めい【嘉名・佳名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① よい名称。縁起のよい名。かみょう。[初出の実例]「凡諸国部内郡里等名。並用二二字一。必取二嘉名一」(出典:延喜式(927)二二)② よい…
かん‐めい【漢名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国での名称。特に、動植物についていう。かんみょう。[初出の実例]「その始は漢名をかりて称したるものにて、遂に定たる官名となるなり…
霊名 れいめい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
船名 せんめい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 各船舶につけられた名。総トン数20トン以上の日本船舶は、船舶法によって国籍証書を得る際にその船名も登録しなければならず、船首両舷(げん)の外部…
名請人 なうけにん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 検地帳の登録人。高請人、竿請(さおうけ)人ともいう。戦国末期から江戸時代を通じての検地において、一筆ごとに確立された分米(ぶんまい)すなわち石…
名草山 なぐさやま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 和歌山市南部にある山。標高229メートル。紀ノ川南岸に沿う龍門(りゅうもん)山系の西縁にあたり、古生層の三波川(さんばがわ)変成帯に属する結晶片岩…
属名
- 小学館 和西辞典
- nombre m. genérico
保名 (通称) やすな
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。元の外題深山桜及兼樹振 など初演文政1.3(江戸・都座)
ふくめい【複名】
- 改訂新版 世界大百科事典
弁名 べんめい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 荻生徂徠著の儒学書。2巻。元文5 (1740) 年刊。書名は「名目,名義を明らかにする」の意で,朱子学の流行により不明確になった儒学の主要概念を明ら…
り‐めい【利名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 利益と名誉。[初出の実例]「利名路断無二人渡一、閑看二梅楊一独木橋」(出典:続狂雲詩集(1481頃)題画)「形を養て利名に奔走することを…
りゃく‐めい【略名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 略式の名称。正式の名称の一部分を省くなどして簡単にした名。略称。[初出の実例]「徳球氏となると実在の人物の略名で」(出典:鉛筆ぐら…
―ドメイン名 ドメインめい
- 日中辞典 第3版
- 〈電算〉域名yùmíng.
【華名】かめい
- 普及版 字通
- 名誉。字通「華」の項目を見る。
名 常用漢字 6画
- 普及版 字通
- [字音] メイ[字訓] な・なだかい・ほまれ・もじ[説文解字] [金文] [字形] 会意夕()+口。口は(さい)、祝を収める器。子が生まれて三月になると、…
名臣 めいしん
- 日中辞典 第3版
- 名臣míngchén.
名峰 めいほう
- 日中辞典 第3版
- 名峰míngfēng,秀峰xiùfēng,名山míngshān.
名薬 めいやく
- 日中辞典 第3版
- 名药míngyào,有名的特效药yǒumíng de tèxiàoyào.⇒くすり(薬)
kaméí5, かめい, 科名
- 現代日葡辞典
- 【Biol./Bot.】 O nome de família 「Rosáceas/Felídeos」.
菜名 càimíng
- 中日辞典 第3版
- [名](~儿)料理名.
单名 dānmíng
- 中日辞典 第3版
- [名]1文字の名.
定名 dìng//míng
- 中日辞典 第3版
- [動]名をつける.命名する.▶人には用いない.这个公司~为wéi“友谊服务公…
报名 bào//míng
- 中日辞典 第3版
- [動]申し込む.応募する;志願する.~参加百米赛跑sàipǎo/100メートル競走への出場を申し込む…
階名 かいめい
- 日中辞典 第3版
- 〈音楽〉阶名jiēmíng,音阶名yīnjiēmíng.
名伶 mínglíng
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>名優.一代~/一代の名優.
名宿 míngsù
- 中日辞典 第3版
- [名]名高い大先輩.武林wǔlín~/武芸の大先輩.
堂名 tángmíng
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>家の呼び名.屋号.
逃名 táomíng
- 中日辞典 第3版
- [動]<書>名声を避けてよそへ転居する.
【留名】りゆう(りう)めい
- 普及版 字通
- 名声を残す。宋・欧陽脩〔王彦章画像記〕生嘗(かつ)て人に謂ひて曰く、は死して皮を留め、人は死して名を留むと。字通「留」の項目を見る。
【聯名】れんめい
- 普及版 字通
- 名を連ねる。字通「聯」の項目を見る。
【辟名】へきめい
- 普及版 字通
- 偽名。字通「辟」の項目を見る。
【得名】とくめい
- 普及版 字通
- 名声を得る。〔中庸、十七〕大は必ず其の位を得、必ず其の祿を得、必ず其の名を得、必ず其の壽を得。故に天の物を生ずる、必ず其の材に因りて篤(あつ…
【名顕】めいけん
- 普及版 字通
- 著名。字通「名」の項目を見る。
【名指】めいし
- 普及版 字通
- くすり指、無名指。字通「名」の項目を見る。
【名辞】めいじ
- 普及版 字通
- 事物の名。字通「名」の項目を見る。