「H」の検索結果

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コール酸 (コールさん) cholic acid

改訂新版 世界大百科事典
多くの脊椎動物における最も主要な胆汁酸。分子式はC24H40O5。コレステロールからの代謝産物として生合成される。胆汁中ではグリシン,またはタウリ…

ケテンジエチルアセタール ケテンジエチルアセタール ketene diethyl acetal

化学辞典 第2版
1,1-diethoxyethene.C6H12O2(116.16).形式的にはケテンCH2=C=Oのアセタールであるが,ケテンのアセタール化によって得られるのではなく,2-ブロモ…

ホルボール

栄養・生化学辞典
 C20H28O6 (mw364.44).  クロトン油に含まれる発がんプロモーター.細胞のプロテインキナーゼCを活性化する作用がある.

エライジン酸

栄養・生化学辞典
 C18H34O2(mw282.47).脂肪酸の一つ.trans-9-オクタデセン酸.CH3(CH2)7CH=CH(CH2)7COOH

エリトロース

栄養・生化学辞典
 C4H8O4 (mw120.10).  [α]D−32°.アルドテトロースの一種.エリトロース4-リン酸エステルは,ペントースリン酸回路の中間体.

ドーパミン

栄養・生化学辞典
 C8H11NO2 (mw153.18).  カテコールアミンの一つ.神経伝達物質であり,またエピネフリン,ノルエピネフリン合成の前駆体でもある.

アロイル アロイル aroyl

化学辞典 第2版
芳香族カルボン酸ArCOOHからOHを除いたArCO-基の一般名.ベンゾイルC6H5CO-はその代表例である.

スルファニル酸 するふぁにるさん sulfanilic acid

日本大百科全書(ニッポニカ)
芳香族アミノスルホン酸の一種で、p(パラ)-アミノベンゼンスルホン酸ともいう。水には溶けるが、エタノール(エチルアルコール)、エーテルには溶け…

ユーロピニジン

栄養・生化学辞典
 C17H15O7(mw331.30).  アントシアニジンの一つ.

ヒドロニウムイオン ヒドロニウムイオン hydronium ion

化学辞典 第2版
H3O+の旧称.命名法による正式名称はオキソニウムイオン.

スタントン数【Stanton number】

法則の辞典
流れの中の物体からの熱移動を特徴づける無次元数.記号は St である.熱伝達係数を h,流体の密度を ρ,定圧比熱をCp,流体の代表的な速度を v とし…

キャサリン カーズウエル Catherine Carswell

20世紀西洋人名事典
1879 - 1946 英国の作家。 グラスゴー生まれ。 旧名マクファーレン(Macfarlane)。 東インド商人の娘として、スコットランドのグラスゴーに生まれる…

し‐せっこう(‥セキカウ)【死石膏】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 焼きすぎたために完全に脱水し CaSO4 になり、水との反応速度がきわめて小さく実際上固化しなくなった石膏。ふつうは、石膏(CaSO4・2H2O…

ウィリアムソン反応 (ウィリアムソンはんのう) Williamson reaction

改訂新版 世界大百科事典
ハロゲン化アルキルまたはジアルキル硫酸によってアルコキシドまたはフェノキシドをアルキル化してエーテル類を合成する反応。 RONa+R′X─→ROR′+Na…

トリフルオロ過酢酸 トリフルオロカサクサン trifluoroperacetic acid

化学辞典 第2版
trifluoroperoxyethanoic acid.C2HF3O3(130.02).CF3COOOH.無水トリフルオロ酢酸と90% 過酸化水素から使用時に調整してつくる.CF3COOH + H2O2 C…

ボラン還元 ボランカンゲン borane reduction

化学辞典 第2版
ジボランB2H6やアルキルボランを用いた,次のような各種官能基の還元反応をいう.   RCO2H → RCH2OH,RR′C=O → RR′CHOH,   RCN → RCH2NH2,RC…

ブリッジズ Calvin Blackman Bridges 生没年:1889-1938

改訂新版 世界大百科事典
アメリカの遺伝学者。ニューヨーク生れ。コロンビア大学卒。カーネギー研究所勤務。T.H.モーガンおよびその弟子スタートバントA.H.Sturtevantに師事…

ローガン[山] Mount Logan

改訂新版 世界大百科事典
カナダ,ユーコン・テリトリーにあるカナダ最高峰。標高6050mで,北アメリカ大陸ではアラスカのマッキンリー山に次ぐ高山である。セント・エライアス…

フムロン

栄養・生化学辞典
 C21H30O5 (mw362.47).  ホップの成分.ビールの苦味の一つ.

猫談義

デジタル大辞泉プラス
崔華国の詩集。1984年刊行。1985年、第35回H氏賞受賞。

とうきょうごぜんさんじ〔トウキヤウゴゼンサンジ〕【東京午前三時】

デジタル大辞泉
三木卓の詩集。昭和41年(1966)刊行。翌年、第17回H氏賞受賞。

コレスタノール

栄養・生化学辞典
 C27H48O (mw388.68).  ジヒドロコレステロール,エピジヒドロコレステロールともいう.軟膏として用いられる.

アンダーソン石 あんだーそんせき andersonite

日本大百科全書(ニッポニカ)
ウラニルを含むナトリウム(Na)・カルシウム(Ca)の可溶性含水炭酸塩鉱物の一つ。1948年アメリカのアリゾナ州ヤバパイYavapai郡ユーレカEureka地域…

過リン酸石灰 カリンサンセッカイ calcium superphosphate, superphosphate of lime

化学辞典 第2版
リン酸四水素カルシウムCa(H2PO4)2とセッコウCaSO4とを主成分とする灰白色の混合粉末.リン酸肥料として重要である.リン酸一水素カルシウムCaHPO4・2…

ウォッシュバーンの式【Washburn's formula】

法則の辞典
炭化水素の質量スペクトル分析において,アイソトポマーに基づく多同位体ピークを単同位体ピークに換算するための式.炭化水素混合物の分析などに有…

ナフトール

百科事典マイペディア
ナフタレンのH原子を1つ水酸基−OHに置換したもの。分子式C1(/0)H7OH。α‐,β‐の2異性体がある。α‐(または1−)ナフトールは融点96℃,沸点288℃の無色…

アルコール発酵【アルコールはっこう】

百科事典マイペディア
生物の営む無酸素的炭水化物分解の一種。糖または多糖類が分解され,最終的にはエチルアルコールと炭酸ガスを生成する現象。 C6H12O6→2C2H5OH+2CO2…

ヌッセルト数 ヌッセルトすう Nusselt number

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
流体とそれに接する物体との間の対流による伝熱の大きさを表わす無次元数。流体の代表的な温度を T0 ,物体の温度を T1 ,流体の熱伝導率を k ,物体…

作用量 さようりょう action

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
一般座標 qi ,一般速度  ,一般運動量 pi(i=1,2,…,n) を用いて次の積分で定義される量。 作用量の変分がゼロであるという最小作用の原理は力学…

フィチン酸 フィチンさん phytic acid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イノシットヘキサリン酸のこと。化学式は C6H18O24P6・3H2O 。植物中にフィチン (フィチン酸のカルシウム,マグネシウム塩) として広く存在する。メ…

両性水酸化物 リョウセイスイサンカブツ amphoteric hydroxide

化学辞典 第2版
酸性および塩基性の両性質を示す水酸化物をいう.Al(OH)3,Cr(OH)3,Zn(OH)2,As(OH)3,Sn(OH)4などが代表的なものであり,これらは酸性水溶液中では…

錯イオン サクイオン complex ion

化学辞典 第2版
電解質錯体が解離したときに生じるイオンをいう.たとえば,[Fe(H2O)6]3+ は錯陽イオン,[Fe(CN)6]3- は錯陰イオンである.一般に,金属イオンが極…

オルトギ酸エチル オルトギサンエチル ethyl orthoformate

化学辞典 第2版
triethyl orthoformate.C7H16O3(148.20).CH(OC2H5)3.クロロホルムとナトリウムエトキシドとを反応させるか,またはホルムイミド酸エステル塩酸塩…

オリバシン オリバシン olivacine

化学辞典 第2版
1,5-dimethyl-6H-pyrido[4.3-b]carbazole.C17H14N2(246.31).キョウチクトウ科Aspidosperma olivaceum,A.longepetiolatum,A.australeなどに含まれ…

アトロパ酸 アトロパサン atropic acid

化学辞典 第2版
2-phenylacrylic acid.C9H8O2(148.16).トロパ酸を塩酸あるいは水酸化バリウムと加熱して脱水すると得られる.融点106~107 ℃,沸点202~204 ℃(10 k…

デヒドロ酢酸 デヒドロサクサン dehydroacetic acid

化学辞典 第2版
3-acetyl-2-hydroxy-6-methyl-4H-pyran-4-one.C8H8O4(168.15).デヒドロアセト酸ともいう.塩基性触媒の存在下に,アセト酢酸エチルの縮合やジケテ…

フィセチン フィセチン fisetin

化学辞典 第2版
2-(3,4-dihydroxyphenyl)-3,7-dihydroxy-4H-1-benzopyran-4-one.C15H10O6(286.23).フラボノール類の一つ.西インド産のウルシ科Rhus cotinusやサイ…

メダゼパム メダゼパム medazepam

化学辞典 第2版
7-chloro-2,3-dihydro-1-methyl-5-phenyl-1H-1,4-benzodiazepine.C16H15ClN2(270.76).2-アミノ-5-クロロベンゾフェノンに塩化アルミニウムの存在下…

夜の記憶

デジタル大辞泉プラス
米国の作家トマス・H・クックのミステリー小説(1998)。原題《Instruments of Night》。

レンチオニン

栄養・生化学辞典
 C2H4S5 (mw188.38).  シイタケの香りの成分.

化学イオン化法 カガクイオンカホウ chemical ionization method

化学辞典 第2版
CH5+のような強いブレンステッド酸から分子へのプロトン移動のイオン-分子反応を利用して,直接の電子衝撃では得られない断片イオンの少ない分子の…

電磁波 (でんじは) electromagnetic wave

改訂新版 世界大百科事典
電磁現象は波動として空間を伝わり十分遠方にまで到達する。これを電磁波という。電磁波はその波長によって,一般に波長がmm程度以上のものを電波,…

クーロン積分 クーロンセキブン Coulomb integral

化学辞典 第2版
エネルギー積分の一つ.原子価結合法(VB法)と分子軌道法(MO法)で定義された2種類がある.VB法でのクーロン積分は,たとえば水素分子の共有結合形成に…

フェニル(phenyl)

デジタル大辞泉
ベンゼンから水素原子1個を除いた残りの原子団。C6H5-で表される基。アリール基の一つ。略号Ph

デヒドロ酢酸

栄養・生化学辞典
 C8H8O4 (mw168.15).  保存料として使われる食品添加物.水には溶けず,アルコール,アセトンなどに溶ける.

トルブタミド

栄養・生化学辞典
 C12H18N2O3S (mw270.35).  スルホニル尿素系の経口糖尿病治療薬.インスリンの分泌を促進する.

ビオチンスルホキシド

栄養・生化学辞典
 C10H16N2O4S(mw260.31).  ビオチンが代謝されて尿へ排泄されるときの一形態.

過酸化物

栄養・生化学辞典
 -O-O-というペルオキシ構造をもつ化合物の総称.例えば,H2O2,過酸化ベンゾイルなど.広義にはヒドロペルオキシドも含まれる.

メチオニンスルホキシド

栄養・生化学辞典
 C5H11NO3S (mw165.21).  メチオニンが酸化されて生成する.さらに酸化されるとメチオニンスルフォンとなる.

フコース

栄養・生化学辞典
 C6H12O5 (mw164.16).  広く生物界に存在する糖.多糖の非還元末端にある場合が多い.

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