コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ナフトール ナフトールnaphthol

6件 の用語解説(ナフトールの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナフトール
ナフトール
naphthol

化学式 C10H7OH 。ナフタリンフェノール。次の2種がある。 (1) 1-ナフトール α-ナフトールともいう。無色の結晶,融点 96℃,昇華性。染料,香料の合成原料として用いられる。 (2) 2-ナフトール β-ナフトールともいう。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ナフトール(naphthol)

ナフタレン水素原子1個が水酸基置換された化合物。特有の臭気をもつ昇華性の針状または板状結晶。水には溶けにくいが、ベンゼンエタノールなどには溶けやすい。防腐剤・染料などの原料。化学式C10H7OH

出典|小学館
デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

ナフトール

ナフタレンのH原子を1つ水酸基−OHに置換したもの。分子式C1(/0)H7OH。α‐,β‐の2異性体がある。α‐(または1−)ナフトールは融点96℃,沸点288℃の無色針状晶。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ナフトール【naphthol】

ナフタレンのモノヒドロキシ誘導体をさし,1‐(またはα‐)ナフトールと2‐(またはβ‐)ナフトールの2種がある。ともにフェノール臭をもつ昇華性の無色の結晶で,α‐体は融点96℃,沸点288℃,β‐体は融点122℃,沸点296℃。エチルアルコール,エーテル,クロロホルム,ベンゼンによく溶け,水には溶けない。しかし酸解離指数pKa(20℃)はα‐体約9.3,β‐体約9.5でフェノールよりやや強い酸であり,アルカリ水溶液によく溶ける。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ナフトール【naphthol】

コールタール中に含まれるフェノールの一。ナフタレンの水素原子一個をヒドロキシル基で置換したかたちの化合物。化学式 C10H7OH ヒドロキシル基の位置により二つの異性体がある。 1 -( α -)ナフトールは無色針状結晶で、塩化鉄(Ⅲ)により紫色を呈するが、 2 -( β -)ナフトールは板状結晶で、塩化鉄(Ⅲ)により緑色を呈する。染料・医薬品の合成原料のほか防腐剤に用いる。

出典|三省堂
大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナフトール
なふとーる
naphthol

ナフタレンの水素原子1個をヒドロキシ基-OHで置換した化合物。その位置により2種の異性体がある。1-ナフトールは無色の柱状結晶。2-ナフトールは無色~微黄色の葉状結晶。いずれの異性体もフェノール状の臭気があり、昇華性。水にはわずかにしか溶けないが、水酸化アルカリ水溶液エタノールエチルアルコール)、ベンゼンなどに易溶。塗料、香料、医薬の製造に利用される。相当する1-あるいは2-ナフタレンスルホン酸から製造される。[徳丸克己]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

ナフトールの関連キーワードナフトールナフトール

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ナフトールの関連情報