つまり‐つまり【詰詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物、場所などのすみからすみまで。かどかど。すみずみ。要所要所。[初出の実例]「衆徒は案内者なれば、此彼の逼逼(ツマリツマリ)に落合…
つめ【詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 1 詰めること。また、詰めるもの。「瓶の口に紙で詰めをする」2 はし。はじっこ。きわ。「橋の詰め」3 将棋で、決着のつきそうな最後の段階。転じ…
づめ【詰(め)】
- デジタル大辞泉
- [語素]《動詞「つ(詰)める」の連用形から》1 名詞の下に付く。㋐容器などに物を詰め込んだ状態やそのものを表す。「瓶詰め」「一二個詰め」㋑も…
づめ【詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 造語要素 〙 ( 動詞「つめる(詰)」の連用形から )① 名詞に付いて、詰めること、詰めているさまなどを表わす。(イ) 容器またはそれに類するもの…
きつ【詰】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [常用漢字] [音]キツ(漢) [訓]つめる つまる つむ なじる1 問いつめる。なじる。「詰責・詰問/難詰・面詰・論詰」2 かがまる。「詰…
つみ【詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「つむ(詰)」の連用形の名詞化 ) つむこと。将棋で王将が敵の駒に囲まれてまったく動けなくなること。王将がどのように動いても…
つめ【詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 動詞「つめる(詰)」の連用形の名詞化 )① 物をつめこむこと。物を容器などにつめること。また、そのつめたもの。多く、他の語と…
つめろ【詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =いってすき(一手透)
つまり【詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 動詞「つまる(詰)」の連用形の名詞化 )① 物の終わりの部分。もののはて。すみ。ゆきどまり。つまりつまり。[初出の実例]「あそ…
つめ‐あい〔‐あひ〕【詰(め)合い】
- デジタル大辞泉
- 1 同じ所に詰めていること。また、その人。「―五人、出方が四人」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉2 論じ合うこと。言い争うこと。「抜け抜かんなどとの―…
つめ‐か・える〔‐かへる〕【詰(め)替える】
- デジタル大辞泉
- [動ア下一][文]つめか・ふ[ハ下二]1 同じ物を別の入れ物に改めて詰める。「化粧水を小瓶に―・える」2 同じ入れ物に別の物を改めて詰める。「…
つめ‐かえ〔‐かへ〕【詰(め)替え】
- デジタル大辞泉
- 詰め替えること。また、詰め替えたもの。「詰め替え用のシャンプー」
ひざ‐づめ【膝詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 膝と膝とを突き合わせること。相手に強く詰め寄ること。「膝詰めで交渉する」[類語]円座・対座・車座
うちふ‐づめ【打(ち)歩詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 将棋で、禁じ手の一。持ち駒の歩を王将の頭に打って詰ませること。→突き歩詰め
つまる【詰】 ところ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( 助詞「は」を添えることもある ) =つまり(詰)[ 二 ][初出の実例]「つまる所そなたの好色に耽りながら、それに執着なきなどとのへらず口が笑止な…
つめ‐か・ける【詰掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]つめか・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙① そば近くせまり寄る。責めて問いただすように迫る。つめよる。[初…
つめ‐かた【詰方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 詰める方法。[初出の実例]「飯のつめかた、杓子あたりも、ハハア見事見事」(出典:浄瑠璃・三拾石艠始(1792)五)② ある場所に待機して…
すん‐づまり【寸詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 寸法が足りないこと。長さが不足していること。また、そのものやそのさま。すんたらず。[初出の実例]「お玉は、寸づまりのしゃ…
じごく‐づめ(ヂゴク‥)【地獄詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地獄に罪人を詰めるように、物をぎっしりと詰め込むこと。[初出の実例]「地獄詰の茶や手たすかり蓮花王」(出典:俳諧・糸瓜草(1661)三)
きっ‐せき【詰斥】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なじってしりぞけること。
き‐づめ【気詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 気が詰まること。うっとうしい気分であること。心が晴れないさま。[初出の実例]「こなた衆はふだん気づめ斗しやるほどに」(出典…
よ‐づめ【夜詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 夜間、攻めかけること。夜攻め。[初出の実例]「夜詰後詰者、陣旅之軍致也」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))② 夜間、詰めていること。夜…
お‐つめ【御詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )① その動作をする人を敬って、つめることをいう語。[初出の実例]「少々づつ前の方にお詰(ツメ)を願ひます」(出典:有…
【禁詰】きんきつ
- 普及版 字通
- とがめる。字通「禁」の項目を見る。
【詰究】きつきゆう(きう)
- 普及版 字通
- しらべつくす。〔唐書、戴至徳伝〕書右僕射にる。時に劉仁軌、左(左僕射)と爲り、人の訴ふるれば(おほむ)ね之れを優容す。至は、乃ち本末を詰究し…
【詰曲】きつきよく
- 普及版 字通
- 屈曲する。字通「詰」の項目を見る。
【詰難】きつなん
- 普及版 字通
- なじる。〔史記、司馬相如伝〕乃ち書をはし、(か)るに蜀の老を以て辭と爲し、而して己之れを詰し、以て天子に風(諷)す。字通「詰」の項目を見る。
詰 常用漢字 13画
- 普及版 字通
- [字音] キツ[字訓] とう・しらべる・つめる[説文解字] [字形] 形声声符は吉(きつ)。吉は聖器としての鉞頭(士)を、祝詞を収めた器((さい))の上に…
【庭詰】ていきつ
- 普及版 字通
- 廷詰。字通「庭」の項目を見る。
つめ‐あ・う〔‐あふ〕【詰(め)合う】
- デジタル大辞泉
- [動ワ五(ハ四)]1 乗り物などで、互いにすきまを詰める。「―・って座席にかける」2 同じ所に出勤している。同じ場所に集まっている。「―・ひ居…
つめ‐そで【詰(め)袖】
- デジタル大辞泉
- 袖丈全部を身頃みごろに縫いつけた袖。また、その着物。男物の袷あわせ羽織の袖がその例。付け詰め袖。
そく‐づめ【即詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 将棋で、連続王手で詰むこと。そくづみ。
おく‐づめ【奥詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おくづめしゅう(奥詰衆)①[初出の実例]「奥詰といひしは、山水間に伺公し、召せらるる時は御前に参りて眷顧を蒙りしなり」(出典:徳川…
き‐づまり【気詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 気が詰まること。周囲や相手に気がねをして、心がのびのびしないこと。窮屈に感じること。[初出の実例]「『〈略〉あら気詰(キツ…
おもい‐づめ(おもひ‥)【思詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① いちずに思い込むこと。[初出の実例]「アノヒトノ vomoizzumeua(ヲモイヅメワ) コワイ」(出典:日葡辞書(1603‐04))② ずっと思い続ける…
おり‐づまり【織詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 織りあがった布の長さが、もとの経(たていと)の長さよりつまること。また、その差。
ひざ‐づめ【膝詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 膝と膝とをつき合わせること。避けられないように間近に迫って圧力をかけること。[初出の実例]「連夜説教、路傍説教、膝詰祈祷」(出典:…
とき‐づめ【斎詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 仏家の「斎(とき)」の後に詰める意か )① 点心。間食。おやつ。[初出の実例]「毎日斎詰(トキヅメ)に五文取の餠廿づつしてやられ」(出典…
にく‐づめ【肉詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひき肉を中に詰めて料理したもの。
つめ‐あ・う(‥あふ)【詰合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙① 同じ場所に集まる。ともに同じところに出仕する。[初出の実例]「詰合(ツメア)ひ居りし我々共」(出典:歌舞伎・天衣紛…
つめ‐あわせ(‥あはせ)【詰合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一つの箱やかごなどに二種類以上の品物をいっしょに入れること。また、その入れたもの。つみあわせ。〔英和商業新辞彙(1904)〕
つめ‐ようじん【詰用心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 手落ちなく注意すること。厳重な用心。[初出の実例]「くらまのつつとのおくにすんで、かたきももたぬつめようじん是先一つ無用なり」(出…
ね‐づまり【根詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 花卉(かき)類の鉢栽培などで、根が生長して鉢いっぱいにのびてかたまること。根の剪定(せんてい)、植え替えなどが必要になる。
【詰譲】きつじよう(じやう)
- 普及版 字通
- せめなじる。〔三国志、魏、王朗伝〕にんで東冶に至る。~乃ち(孫)策に詣(いた)る。策、儒なるを以て、詰讓するもせず。字通「詰」の項目を見る。
【究詰】きゆう(きう)きつ
- 普及版 字通
- 問いつめる。元・柳貫〔旦(あした)に漁浦を発し、夕に大浪上に宿る〕詩 人生物に倚(よ)る 理にして究詰しし字通「究」の項目を見る。
じ‐つめ〔ヂ‐〕【地詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 1 ⇒地押し2 水に濡れると縮みやすい木綿などを、仕立てる前に布地に霧を吹き湿らせて縮めること。
こおり‐づめ〔こほり‐〕【氷詰(め)】
- デジタル大辞泉
- 魚や肉などの腐敗を防いだり、鮮度を保たせたりするために、その容器の中に氷を詰めること。「氷詰めにして輸送する」
つめ‐て【詰(め)手】
- デジタル大辞泉
- 勝負などの最終段階で、相手に勝つためにとる手段。
うり‐づめ【売詰】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 絶え間なく売ること。特に遊女などが客をとりつづけること。[初出の実例]「まだるき客はとばして置、〈略〉三十日売(ウリ)づめにするかた…
詰草 (ツメクサ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 植物。マメ科の多年草,薬用植物。シロツメクサの別称