「アンデス文明」の検索結果

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コトシュ

百科事典マイペディア
ペルーのアンデス山脈東斜面に位置する前2000年ころの遺跡。コトシュはケチュア語で〈石の小山〉の意。石造建築が廃墟となって高さ14m,径100mを超え…

アンデス文明 アンデスぶんめい Andes

旺文社世界史事典 三訂版
南アメリカの中央アンデス地帯に発達した古代文明の総称ペルー・エクアドルのアンデス山地と太平洋岸におこり,前2000年紀にとうもろこし農耕の確立…

アンデス文明(アンデスぶんめい) Andes

山川 世界史小辞典 改訂新版
メソアメリカ文明と並ぶアメリカ大陸の古代文明。中央アンデス(ペルー,ボリビア)で栄えた。その基本的特色は,(1)先農耕期から祭祀センターが発達し…

con・quis・ta・dor /kɑnkwístədɔ̀ːr | kɔn-/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[名]((複)~s,-do・res /-dɔ́ːres/)コンキスタドール(◇16世紀にメキシコ・ペルーを征服してインカ・アンデス文明を破壊したスペイン人);(一…

天野コレクション あまのコレクション Amano Collection

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペルー,リマ市在住の日系人天野芳太郎が私財を投じ,長年にわたって収集した古代アンデス文明の収蔵品。 1972年,ペルーの財団法人「天野博物館」に…

アンデス文明 アンデスぶんめい Andean civilization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
16世紀のスペインによる征服に先立って,南アメリカ大陸のアンデス地方に栄えていた先住民の文明。中央アメリカの文明とともに,古代のエジプト,中…

パラカス Paracas

改訂新版 世界大百科事典
ペルー中部の太平洋岸にある小半島を中心とする地域。古代アンデス文明形成期から古典期にかけてのパラカス文化の墓地遺跡が多い。乾燥した砂漠地帯…

マックス ウーレ Max Uhle

20世紀西洋人名事典
1856.3.25 - 1944.5.11 ドイツの考古学者。 ドレスデン生まれ。 ペルー考古学の父と称され、ドレスデン博物館勤務の後ペルーに渡る。パチャカマ遺…

フリオ・C. テーヨ Julio César Tello

20世紀西洋人名事典
1880.4.11 - 1947.6.3 ペルーの考古学者。 国立人類考古学博物館創設者。 リマ市東方ワロチリ村生まれ。 インディオの考古学者で、ペルー考古学の…

バルディビア遺跡 バルディビアいせき Valdivia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エクアドル中部海岸にある初期採集漁労民文化の遺跡 (前 3000~2400頃) 。ここから発見された粗製の土器はアンデス文明最古の一つに数えられ,また日…

パチャカマ遺跡 パチャカマいせき Pachacamac

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンデス文明の神殿都市遺跡の一つ (800頃~1500) 。ペルー中部海岸にある。当初はティアワナコ文化の中心地として栄えたが,インカ時代にも「月の神…

チャビン・デ・ワンタル Chavín de Huántar

改訂新版 世界大百科事典
ペルー北部山地,アンデス東斜面部標高3170mの小盆地にある神殿遺跡。前800年ころに始まる古代アンデス文明形成期チャビン文化の代表遺跡である。200…

アンデス文明 あんですぶんめい

日本大百科全書(ニッポニカ)
南アメリカ西部を縦走するアンデス山脈の高原および隣接した海岸地方に発生した古代文明。おもに、現ペルー、およびボリビア西部高地に発達した高文…

ティアワナコ文化【ティアワナコぶんか】

百科事典マイペディア
アンデス文明古典期から後古典期にまたがる文化。紀元100年ころにボリビア高原チチカカ湖南岸のティアワナコTiahuanacoに興り,のちにワリ文化ととも…

アンデス文明 (アンデスぶんめい)

改訂新版 世界大百科事典
南アメリカ大陸のペルーを中心に,前1000年ころから西暦1532年まで存続した諸文化の総称で,アンデス先史時代の形成期中期から後古典期の終りまでの…

アンデス文明【アンデスぶんめい】

百科事典マイペディア
南米の中央アンデス地帯に興った文明で,石期,古期,形成期,古典期,後古典期の5期に区分できる。アンデス地帯に人類が住むようになったのは約2…

ワカ‐プクヤーナ(Huaca Pucllana)

デジタル大辞泉
ペルーの首都リマのミラフローレス地区にある古代遺跡。3世紀から8世紀頃に栄えた、古代アンデス文明のリマ文化のものとされ、宗教・行政の中心地だ…

テーヨ Tello, Julio C.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]1880. ワロチリ[没]1947.6.4. リマペルーの考古学者。リマの大学で医学を学び,のちアメリカとドイツで考古学を研究。アンデス古代文明の起源を…

チムー文化【チムーぶんか】

百科事典マイペディア
南米,ペルー北部の太平洋沿岸に栄えた文化。広大な版図をもつチムー王国を形成していたとみられる。古いモチカ文化と直前に栄えたワリ文化を受け継…

ナスカ文化【ナスカぶんか】

百科事典マイペディア
アンデス文明古典期の文化。ペルー南部のナスカNazca河谷で栄え,土器,織物,金属工芸にすぐれた遺産を残した。砂漠上の巨大な地上絵や〈木のストー…

ティアワナコ文化 ティアワナコぶんか Tiahuanaco culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンデス文明の古典期文化 (前 200頃~後 1000頃) 。ボリビア高原のチチカカ湖南岸を拠点に発達した神殿文化で,巨大な石造建築物と石彫に特色がある…

チャビン文化 チャビンぶんか Chavín culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
前 1000~500年頃栄えたアンデス最古の神殿文化。ジャガー神信仰に基づく独特の祭祀や宗教儀礼を行い,各地に大きな神殿都市を建設した。代表的な遺…

灌漑農業 かんがいのうぎょう

旺文社世界史事典 三訂版
農作物の生育に必要な水を,人工的あるいは組織的な方法によって供給しながら行う農業。古代オリエントなどで大河流域に発達したナイル川・ティグリ…

チャビン・デ・ワンタル遺跡 チャビン・デ・ワンタルいせき Chavín de Huántar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペルーの首都リマの北 300km,ブランカ山中の村チャビンに残る遺跡。チャビン文化の中心地であったことを裏づける神殿遺跡の一つで,前 900~前 200…

チャンチャン Chanchán

改訂新版 世界大百科事典
ペルー北海岸一帯に,14~15世紀に栄えたチムー王国の首都。現在のトルヒーヨ市郊外に巨大な都市遺跡として残っている。その規模は約20km2に及び,中…

セロ・セチン Cerro Sechín

改訂新版 世界大百科事典
ペルー北海岸カスマ谷にある,前800年前後,古代アンデス文明形成期の神殿遺跡。神殿は幅52mの基壇をもち,その前面には戦士や,首,腕,内臓など切…

パチャカマ Pachacámac

改訂新版 世界大百科事典
南アメリカ,ペルー中央海岸,リマ市に近いルリン河谷にある神殿遺跡。3世紀から8世紀にかけて成立した古代アンデス文明古典期リマ文化の中心地であ…

モチーカ文化 モチーカぶんか Mochica culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
アンデス文明の古典期文化 (前 200頃~後 1000頃) の一つ。ペルー北海岸のモーチェ,チカマ河谷に発達した。巨大な日干し煉瓦のピラミッド,砂漠を耕…

アンデス[山脈]【アンデス】

百科事典マイペディア
南米西部,太平洋岸に沿って縦走する世界最長の山脈。全長7000kmに及ぶ。ロッキー山脈とともに南北アメリカ大陸西部を走るコルディレラ山系の一部を…

サンアグスティン歴史公園 サンアグスティンれきしこうえん San Agustin Archaeological Park

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
コロンビア南西部,ウイラ州にある遺跡公園。アンデス北部の標高 1800m付近の山中に残る遺跡で,宗教的記念碑と神々や動物の石像が中心。1~8世紀の…

モチカ文化【モチカぶんか】

百科事典マイペディア
アンデス文明古典期の文化(Mochica)。ペルー北部海岸のチカマ,モチェ両流域を中心として紀元前後ころから800年ころに栄え,神殿を中心に大都市を…

パラカス文化 パラカスぶんか Paracas culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペルー南部のパラカス半島を中心に栄えたアンデス文明の形成期文化の一つ。砂漠のなかの地下式墳墓から発見された多数のミイラと豪華な織物に特色が…

チムー文化 チムーぶんか Chimú culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
11~15世紀にペルー北部の海岸地帯を中心に成立したチムー王国の文化。アンデス文明の後古典期に属する。強力な中央集権的国家組織を反映して,巨大…

チャビン文化【チャビンぶんか】

百科事典マイペディア
ペルー北部から中部にかけて前900年―前100年ころ栄えたアンデス文明形成期の文化。宗教性の強い文化で,各地に神殿が造られ,内外にネコ科の動物(チ…

チャビン〈こだいいせき〉【チャビン〈古代遺跡〉】

世界遺産詳解
1985年に登録されたペルーの世界遺産(文化遺産)。首都リマ北方に位置し、紀元前10~前5世紀の旧神殿と前4~前2世紀の新神殿を中心とする、アンデス…

ナスカ文化 なすかぶんか

日本大百科全書(ニッポニカ)
西暦1~700年ごろ、ペルーの南海岸に栄えた文化。中心地はナスカNazca谷とイカ谷で、ナスカ谷にはカワチという大遺跡が残っている。先行したパラカス…

マラジョ島 マラジョとう Ilha de Marajó

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブラジル北部,パラ州北東部にある島。アマゾン川河口部に位置する低平な島で,北西はアマゾン川の主要水路,南から東にかけてはパラ川,西はパラ川…

アンデス地方 (アンデスちほう)

改訂新版 世界大百科事典
コロンビアからチリ北部にかけてアンデス山脈が縦走する地域をいう。赤道を横切って南北に長く走るアンデス山脈は,地形と気候条件が複雑で,古くか…

コトシュ Kotosh

改訂新版 世界大百科事典
ペルー中部山岳地帯のワヌコ市西方5kmにある古代遺跡。ワヤガ川に注ぐイゲーラス河畔の台地上にひろがる大規模な建造物遺構群である。標高約2000m。…

メソアメリカ

百科事典マイペディア
中米における先スペイン時代の古代文明圏。メキシコ南半部,グアテマラ,ベリーズ,エルサルバドルの全域,ホンジュラス,ニカラグア,コスタリカの…

トルヒーヨ Trujillo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ペルー北部,ラリベルタド県の県都。首都リマの北北西約 500km,太平洋沿岸の海岸砂漠にある。スペイン人が建設したペルーの都市のなかでは北のピウ…

An・de・an /ændíːən/

プログレッシブ英和中辞典(第5版)
[形]アンデス山脈の(ような);アンデス山地の住民の(ような).━━[名]アンデス山地の住民.

andin, ine /ɑ̃dε̃, in/

プログレッシブ 仏和辞典 第2版
[形] アンデス Andes 山脈の;〖地質〗 アンデス型(造山運動)の.Andin, ine[名] アンデス山地の人.

インカ文明 インカぶんめい Inca civilization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
13~16世紀中葉に南アメリカ,アンデス地方に栄えた文明。アンデス地方には前2000年頃から穀物農耕が伝わり,チャビン文化,モチーカ文化,ナスカ文…

an・di・no, na, [an.dí.no, -.na]

小学館 西和中辞典 第2版
[形] アンデスの.zona andina|アンデス(山岳)地帯.Ayacucho es una ciudad andina.|アヤクチョはアンデス山間部の都市だ.━[男] [女] アンデス…

andino

伊和中辞典 2版
[形]アンデス山脈の, アンデス地方の.

va・rí, [ba.rí;ƀa.-]

小学館 西和中辞典 第2版
[男] 〘ラ米〙 (アンデス) (チリ) 〖鳥〗 アンデスチュウヒ.

trans・an・di・no, na, [tran.san.dí.no, -.na]

小学館 西和中辞典 第2版
[形] アンデスの向こう側の,アンデス横断の.

インディアン Indian

旺文社世界史事典 三訂版
アメリカ大陸の先住民を,コロンブス探検後にヨーロッパ人が呼んだ名称モンゴル系人種で,前3万年ごろからベーリング海峡を渡ってアラスカをへて波…

泉 靖一 イズミ セイイチ

20世紀日本人名事典
昭和期の文化人類学者 東京大学教授・東洋文化研究所所長。 生年大正4(1915)年6月3日 没年昭和45(1970)年11月15日 出生地東京府北豊島郡高田村(現…

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