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ティアワナコ文化 ティアワナコぶんか Tiahuanaco culture

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ティアワナコ文化
ティアワナコぶんか
Tiahuanaco culture

アンデス文明の古典期文化 (前 200頃~後 1000頃) 。ボリビア高原チチカカ湖南岸を拠点に発達した神殿文化で,巨大な石造建築物と石彫に特色がある。首都ティアワナコの遺跡には,創造神ビラコチャの像を刻んだ「太陽の門」や「カラササヤの神殿」,首長や神官の巨大な丸彫の石彫像が保存されている。

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百科事典マイペディアの解説

ティアワナコ文化【ティアワナコぶんか】

アンデス文明古典期から後古典期にまたがる文化。紀元100年ころにボリビア高原チチカカ湖南岸のティアワナコTiahuanacoに興り,のちにワリ文化とともにアンデス全域に急速に伝播したが,その広域化と同時に次第に衰退,1200年ごろに消失した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ティアワナコぶんか【ティアワナコ文化】

ボリビアの標高4000mを超えるアンデス南部高原,チチカカ湖に近い荒涼とした草原にあるティアワナコTiahuanacoを中心とする文化。中・北部アンデスのチャビン文化よりは新しく始まり,典型的なティアワナコ文化期を経て,ペルーワリ文化とともに周辺地域に拡張して第2の文化的ひろがりを実現したティアワナコイデTiahuanacoide期にいたる100‐1200年の文化であることが知られている。中心となるティアワナコは大宗教建造物群からなり,その壮麗さと,巧みな石造技術については,スペイン人記録者や多くの旅行者により早くから西欧諸国にも紹介されていた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ティアワナコ文化
てぃあわなこぶんか
Tiahuanaco

西暦紀元直前から12世紀末まで、ボリビア高原ティティカカ湖南東岸のティアワナコに栄えた古代文化。アンデス文明の形成期後期にあたる時代から始まって五つの相に分けられるが、その第3、第4相が古典期に対応する。ティアワナコは、カラササーヤという180メートル×135メートルの基壇およびそれに付属した30メートル平方の半地下式神殿を中心に、石造建造物や土のピラミッド、多くのモノリットなどを配して構成された大祭祀(さいし)センターであった。最近では、周囲に住居址(し)があることも指摘されている。ティアワナコ文化の影響は、ボリビア高原一帯およびチリ北部のアタカマ地方にまで及んだ。
 土器は、口の開いたコップ形の彩色容器や、ピューマやコンドルの頭をつけた香炉が代表的である。土器に現れたピューマ、コンドルの文様や、一枚石でつくられた太陽の門に刻まれた神像は、7世紀からペルー中部に広まり、コンチョパタ、ロブレス・モコなどの各様式を生んだが、その後まもなくしてワリを中心に類ティアワナコ的な性格の都市文明が興り、それがペルー全土に拡大するに至った。[増田義郎]

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世界大百科事典内のティアワナコ文化の言及

【ラテン・アメリカ美術】より

…染織ではチャンカイ文化とナスカ文化が技術と表現の点ですぐれた作品を多く残している。石彫はチャビン文化のもとで最も精緻で均斉のとれた構成の美を達成したが,その後の発展はティアワナコ文化を除くとほとんどない。インカ建築の壁の巨石の配置に美的構成をみることもできよう。…

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