城南区(読み)ジョウナンク

デジタル大辞泉 「城南区」の意味・読み・例文・類語

じょうなん‐く〔ジヤウナン‐〕【城南区】

城南

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日本歴史地名大系 「城南区」の解説

城南区
じようなんく

面積:一六・〇二平方キロ

福岡市中央部にあり、北東中央区、東・南は南区、北西から西・南西は早良さわら区に接する。南部はあぶら山北東麓の丘陵部。東から北西へ流れる樋井ひい川は、油山丘陵部から北へ流下してきた一本松いつぽんまつ川・片江かたえ川を合せたのち中央区境を北西流し、当区北端で西部を北流してきた七隈ななくま川を合流する。北部を国道二〇二号、南部を主要地方道大野城―二丈にじよう線とつながる国道二〇二号(福岡外環状道路)がほぼ東西に通り、西部を国道二六三号がほぼ南北に通る。

旧石器時代・縄文時代の遺跡は樋井川流域の丘陵上に分布しているが、安定した包含状態の遺跡は少ない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「城南区」の意味・わかりやすい解説

城南〔区〕
じょうなん

福岡県北西部,福岡市の南西部にある区。 1972年の政令都市指定で新設された西区が 82年に3分割され,早良区西区および城南区となった。ほぼ東は樋井 (ひい) 川を境に中央区と,西は国道 263号線を境に早良区とそれぞれ接し,南端は油山。 1950年代から急激に発展した住宅街が大部分を占め,福岡大学,中村学園大学がある。重要文化財の聖観音坐像を所蔵する東油山 (ひがしあぶらやま) の正覚寺,油山市民の森などがある。面積 15.99km2人口 13万2864(2020)。

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