デジタル大辞泉
「夜叉五倍子」の意味・読み・例文・類語
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やしゃ‐ぶし【夜叉五倍子】
〘名〙 カバノキ科の落葉小高木。
本州の福島県以西、四国、九州の
山野に生える。高さ五~七メートル。
樹皮には緑白色の
斑点がある。葉は柄をもち長さ五~一二センチメートルの狭卵形、一三~一七対の
側脈をもち縁に不規則な二重の
鋸歯(きょし)がある。雌雄同株。
早春、葉に先だって枝先から暗紫褐色でひも状の雄花穂を垂れ、その下部に楕円形で紅色の雌花穂を直立する。果穂は楕円形で長さ約二センチメートル、「
ふし」のかわりに
染料に用いる。材は
挽物細工・薪炭用。やしゃはんのき。みねばり。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
夜叉五倍子 (ヤシャブシ)
学名:Alnus firma
植物。カバノキ科の落葉高木,園芸植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報