デジタル大辞泉
「度外」の意味・読み・例文・類語
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ど‐がい ‥グヮイ【度外】
〘名〙
① 法度の外。範囲の外。また、考えの外。
※
童子問(1707)下「而於
二大学問大事業
一、則付
二之度外
一」
※こゝろ(1914)〈
夏目漱石〉下「理否を度外
(ドグヮイ)に置いても」 〔
後漢書‐隗囂伝〕
ど‐はずれ ‥はづれ【度外】
〘名〙 (形動)
程度をはるかに越えていること。
一定の
規範を大きくはずれていること。
限度を越えていること。また、そのさま。けたはずれ。
ど‐はず・れる ‥はづれる【度外】
〘自ラ下一〙 普通の程度をはるかに越える。一定の規範からはずれる。
※
漆胡樽(1950)〈
井上靖〉一「少々度外
(ドハヅ)れた
人気が、展観開催前から関係当事者を
面喰はせてゐた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「度外」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報