デジタル大辞泉
「手続」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
て‐つづき【手続】
〘名〙
① 物事を行なう順序や方法。てはず。手順。
※
滑稽本・八笑人(1820‐49)
二上「そこから二人で手続
(テツヅキ)をおぼえて下だっし」
② 物事の行なわれた経過。
※滑稽本・
和合人(1823‐44)二「今までの手つづきをくはしく話し」
③ 手がかり。
※歌舞伎・吉様参由縁音信(小堀政談)(1869)三幕「もしおつな所から手続(テツヅ)きがあるものぢゃ」
※
人情本・英対暖語(1838)二「お宿下りをこせついたり、またその手つづきへ手を出したり」
⑤ (━する) 一定の目的を達するために経過すべき処置。また、それに従って実行すること。
※
婦女の鑑(1889)〈
木村曙〉一三「旅費其他旅行券は残らず手続き致し置候へば」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報