序次(読み)ジョジ

デジタル大辞泉 「序次」の意味・読み・例文・類語

じょ‐じ【序次】

物事順序次第。「序次を踏む」
[類語]順序次第手順段取り段階手続き筋道ステップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「序次」の意味・読み・例文・類語

じょ‐じ【序次】

  1. 〘 名詞 〙 物事の、あとさき・上位下位などの関係。順序。次第。次序
    1. [初出の実例]「兵家の書多して、其数を知らず。漢の初め張良、韓信などが兵法を序次する時、百八十二家あり。其肝要を刪取もの三十五家なり」(出典:寛永刊本三略抄(1615)上)
    2. 「同席に会せる官吏商人すべて百六十人、叙次を以て食案に就き」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)
    3. [その他の文献]〔国語‐周語下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「序次」の読み・字形・画数・意味

【序次】じよじ

順序。〔漢書芸文志春秋より戰國に至り、出奇設伏、變詐(へんさ)の兵竝び作(おこ)る、興り、張良・韓信兵法を序す。そ百十二家。

字通「序」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android