本斗(読み)ホント

デジタル大辞泉 「本斗」の意味・読み・例文・類語

ほんと【本斗】

ロシア連邦サハリン州(樺太)の都市ネベリスクの、日本領時代の名称

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精選版 日本国語大辞典 「本斗」の意味・読み・例文・類語

ほん‐と【本斗】

〘名〙 枡の一つ。平安末期から中世にかけて、広く使われた枡で、基準枡の性格を持ったもの。多く、国衙(こくが)公定枡国斗(こくと))を意味するが、広く基準となる枡を指すこともある。収納枡であったため、本納斗(ほんのうと)ともいわれる。本器
東寺文書‐天喜三年(1055)一〇月一四日・東大寺使僧念慶請文案「東大寺御封米百石代、本斗九合定」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「本斗」の意味・わかりやすい解説

本斗
ほんと

南樺太(からふと)(サハリン)南部、日本海岸に面する港湾都市。ロシア連邦サハリン州に属し、ネベリスクНевельск/Nevel'skとよんでいる。人口1万9600(2003推計)。缶詰などの水産加工、機械・金属加工、船舶修理などが行われ、大規模な漁港がある。市名は19世紀のロシアの探検家、G・I・ネベリスコイ由来。日本領有時代(1905~45)には樺太庁本斗支庁の所在地で、1942年(昭和17)当時の人口は1万1201、樺太庁鉄道樺太西線(西海岸線)の北の終点であった。

渡辺一夫

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「本斗」の意味・わかりやすい解説

本斗
ほんと

ネベリスク」のページをご覧ください。

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