高菜（読み）タカナ

デジタル大辞泉

たか‐な【高菜】

カラシナの栽培品種。辛みがあって、漬け物にする。おおな。《季 夏》
[類語]白菜・唐菜・小松菜・芥子菜・野沢菜・水菜・壬生菜

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

たか‐な【高菜】

〘名〙 カラシナの栽培品種。中国原産で古く渡来し、主に関西以西、九州に多く栽培される。全体に大形で高さ一～二メートルになり、上部で分枝する。根葉は叢生し大きく、長さ六〇センチメートルを超え広楕円形または倒卵形、短柄があり、縁はふぞろいな鋸歯(きょし)があり、葉面にはしわが多く暗紫色を帯びる。葉は辛味があり、冬から春にかけて食用にする。漢名、大芥・雛葉芥。おおばがらし。おおがらし。おおな。かきな。たかなからし。はがらし。《季・夏》 〔新撰字鏡（898‐901頃）〕

出典　精選版 日本国語大辞典

動植物名よみかた辞典　普及版

高菜 (タカナ)

学名：Brassica ×juncea var.integrifolia
植物。アブラナ科の二年草,園芸植物

出典　日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典　普及版」