デジタル大辞泉 「アイティア」の意味・読み・例文・類語 アイティア(〈ギリシャ〉Aitia) 紀元前4世紀ごろのギリシャの詩人・学者、カリマコスの著作。各地の祭礼や習俗の由来を歌った詩集で、断片が残存。別邦題「縁起詩集」。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アイティア」の意味・わかりやすい解説 アイティアAitia ギリシアの詩人カリマコスの代表作。「縁起物語」の意。祭礼,習慣,名前などの由来を歌った4巻,4000行ほどのエレゲイアで,前 270年頃発表,のちに序文をつけて再刊。断片のみが現存。後代のローマの詩人たち,とりわけオウィディウスの『変形譚』や『祭暦』への影響が大きい。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報