アガルタラ(その他表記)Agartala

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アガルタラ」の意味・わかりやすい解説

アガルタラ
あがるたら
Agartala

インド北東部、トリプラ州の州都。人口18万9327(2001)。州内で産する米、ジュート、菜種サトウキビ、綿花などの集散地として発達した。茶、たばこ、小麦粉食用油、手織布などの製造が伝統的に行われている。近代工業の必要性が叫ばれ、製紙、ジュート工業の誕生をみた。バングラデシュを挟んでインド北東部に位置するトリプラ州の空の玄関としても重要。

[中山晴美]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アガルタラ」の意味・わかりやすい解説

アガルタラ
Agartala

インド北東部,トリプラ州西部にある同州の州都。バングラデシュとの国境近くに位置。米,ジュート,野菜などを集散するほか若干の軽工業がある。道路アッサム州に続いており,空港カルカッタ大学のカレッジ4校がある。人口 15万 7636 (1991) 。

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世界大百科事典(旧版)内のアガルタラの言及

【トリプラ[州]】より

…面積1万0500km2,人口276万(1991)。州都はアガルタラAgartala。西端部はガンガー(ガンジス)・ブラフマプトラ三角州に属し標高50mに満たない平原であるが,中央部以東は標高600m以下の低い丘陵が南北に並走する。…

※「アガルタラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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