日本大百科全書(ニッポニカ) 「アジャーエフ」の意味・わかりやすい解説 アジャーエフあじゃーえふВасилий Николаевич Ажаев/Vasiliy Nikolaevich Azhaev(1915―1969) ソ連の小説家。1935年以来約15年間、極東で働き、その間、1944年ゴーリキー文学大学を卒業。1948年、第二次世界大戦中に極東で送油管の敷設工事に働く労働者や技師を描く長編『モスクワを遠くはなれて』を発表、スターリン賞を受ける。そのほか、第一次五か年計画の時代の若者たちを描く中編小説『人生の序章』(1961)がある。[草鹿外吉] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アジャーエフ」の意味・わかりやすい解説 アジャーエフAzhaev, Vasilii Nikolaevich [生]1915.2.12.[没]1968.4.27. モスクワソ連の作家。シベリアの原生林に石油パイプラインを敷設する辛苦を描いた『モスクワを遠く離れて』 Daleko ot Moskvy (1948) がベストセラーになり文壇に登場した。スターリン賞受賞。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by