現代外国人名録2016 「アリスマンロー」の解説
アリス マンロー
Alice Munro
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- カナダ
- 生年月日
- 1931年7月10日
- 出生地
- オンタリオ州ウィンガム
- 学歴
- ウエスタン・オンタリオ大学中退
- 受賞
- ノーベル文学賞〔2013年〕,カナダ総督文学賞〔1968年・1978年・1986年〕「しあわせな亡霊の踊り」「自分を誰だと思って?」「愛の行進」,全米書評家協会賞(1998年度)〔1999年〕「The Love of a Good Woman」,O.ヘンリー賞〔2001年〕,国際ブッカー賞〔2009年〕「小説のように」
- 経歴
- 苦学してウエスタン・オンタオリ大学に進学するが学費が続かず中退。1951年結婚して3人の子を産み育てながら短編のみを書き続け、’68年初の単行本(短編集)「しあわせな亡霊の踊り」でカナダ文学界最高の栄誉である総督文学賞を受賞し、カナダのみならず、北米文壇で注目される。その後、離婚や再婚を経ながら、次々と珠玉の短編を発表。克明な表現、色彩感豊かな描写は“アリス・マンロー・カントリー”とよばれる独特の世界を作り出している。他の作品に「女たちの生活」(’71年)、「自分を誰だと思って?」(’78年)、「木星の月」(’82年)、「愛の行進」(’86年)、「イラクサ」(2001年)、「林檎の木の下で」(2006年)、「小説のように」(2009年)、「ディア・ライフ」(2012年)などがある。2005年タイム誌“世界で最も影響力のある100人”に選ばれた。2013年には現代短編小説のマスターとしてノーベル文学賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報