デジタル大辞泉 「アルツハイマー型認知症」の意味・読み・例文・類語
アルツハイマーがた‐にんちしょう〔‐ニンチシヤウ〕【アルツハイマー型認知症】
[補説]アミロイドβ蛋白質が凝集・線維化して老人斑を形成し、脳神経細胞を死滅させるとする説や、アミロイドβ蛋白質のオリゴマーが神経細胞のシナプスの機能を阻害し、認知機能を低下させるとする説がある。平成23年(2011)、家族性アルツハイマー病患者の皮膚細胞からiPS細胞が作製され、患者に由来する神経細胞に毒性の高いアミロイドβ42が通常の2倍産生されていることが確認された。