現代外国人名録2016 の解説
アーノルド シュワルツェネッガー
Arnold Schwarzenegger
- 職業・肩書
- 政治家,俳優,元ボディビルダー 元カリフォルニア州知事
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1947年7月30日
- 出生地
- オーストリア・グラーツ近郊
- 本名
- Schwarzenegger,Arnold Alois
- 学歴
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒,ウィスコンシン大学大学院(国際関係学)修了
- 学位
- 経済学修士
- 受賞
- ゴールデン・グローブ賞新人賞(第34回,1976年度)「青春の選択」,MTVムービー・アウォーズ男優賞(第1回)〔1992年〕「ターミネーター2」,世界スポーツ大賞(第2回)〔2001年〕
- 経歴
- オーストリアの寒村で、警察官の息子として生まれる。15歳でボディビルを始め、1965〜80年ボディビル・チャンピオン。この間、’68年米国に移住。’69年ミスター・ユニバース。’70〜75年、’80年国際ボディビル連盟主催のミスターオリンピア大会優勝。大学で学んだ後、「ボディビルダーの教育」など3冊の本を書き、ベストセラーになる。スポーツ解説をきっかけにテレビの「Merry Grifin Show」に出演。’76年「青春の選択」で映画デビュー。以後、「アーノルド・シュワルツェネッガーの鋼鉄の男」(’77年)、「コナン・ザ・グレート」(’82年)、「キング・オブ・デストロイヤー」「ターミネーター」(’84年)、「コマンドー」(’85年)などのアクション映画に立て続けに主演。ボディビル大会のタイトルを獲得した輝かしい肉体美を生かし、史上最強のスーパースターとしてハリウッドに君臨。’83年米国籍を取得、’85年に初めてマネー・メーキング・スターになり、’87年には“今年の男”に選ばれた。’89年の「ツインズ」では、ユーモラスな役で新たな一面も見せる。’97年先天性大動脈弁疾患のため心臓の手術を受け、’99年「エンド・オブ・デイズ」で復帰。他の出演に「トータル・リコール」(’90年)、「キンダーガートン・コップ」「ターミネーター2」(’91年)、「トゥルーライズ」(’94年)、「イレイザー」(’96年)、「バットマン&ロビン」(’97年)、「シックス・デイ」(2000年)、「コラテラル・ダメージ」(2002年)、「ターミネーター3」(2003年)、「エクスペンダブルズ2」(2012年)、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015年)など。日本ではカップヌードルやアリナミンVのCMにも登場した。俳優業の他、レストラン経営や不動産業を手がける実業家としても知られる。1990〜92年全米フィジカル・フィットネス委員会議長。2001年ボディビルディングを競技として認知させ知名度を上げたとして、世界スポーツ大賞を受賞。2015年WWEへの貢献から、WWE殿堂入り。一方、2003年10月カリフォルニア州知事のリコールに伴う知事選に当選し、政治家に転身。11月就任。共和党に所属。2006年11月再選、2011年1月まで2期務めた。1985年にケネディ大統領の姪でテレビキャスターのマリア・シュライバーと結婚し、4人の子供をもうけたが、2011年離婚。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報