現代外国人名録2016 「イバンロドリゲス」の解説
イバン ロドリゲス
Ivan Rodriguez
- 職業・肩書
- 元大リーグ選手
- 生年月日
- 1971年11月30日
- 出生地
- プエルトリコ・ベガバハ
- 学歴
- リナ・パドロン・リベラ高
- 受賞
- MVP(アリーグ)〔1999年〕
- 経歴
- 1988年ドラフト外で大リーグのレンジャーズに入団。ボビー・バレンタイン監督に見出され、’91年6月メジャーに初昇格、19歳で正捕手となり、盗塁阻止率.486でアリーグ1位となる。’92年より10年連続でアリーグのゴールドグラブ賞を受賞。強肩、強打、そして捕手としては異例の2番を打つ。’97年の盗塁阻止率は生涯最高の51.9%。’98年5月対レッドソックス戦で通算1000本安打を達成。’99年は守備の評価に加え、打率.332、199安打、35本塁打、113打点の活躍でMVPを獲得。2003年マーリンズに移籍。同年リーグ優勝に貢献し、優勝決定シリーズMVPに選出、ワールドシリーズも制して世界一となった。2004年FAでタイガースに移籍。2007年捕手としては最多の通算13度目のゴールドグラブ賞を受賞。2008年トレードでヤンキースに移籍。2009年第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にプエルトルコ代表として出場し、好成績を残してベストナインに選ばれる。リーグではFAでアストロズに移籍。6月対レンジャーズ戦で捕手として通算2227試合の出場を果たし、メジャー記録を更新。8月古巣レンジャーズに復帰。2010〜2011年ナショナルズに所属。2012年4月古巣レンジャーズの本拠地アーリントンで現役引退を表明した。延べ7球団で21年間プレーし、通算成績は、2543試合出場、9592打数2844安打、311本塁打、1332打点、打率.296。ゴールデングラブ賞13回(1992年〜2001年,2004年,2006〜2007年)、シルバースラッガー賞7回(1994〜99年,2004年)を誇るメジャーを代表する捕手だった。オールスター出場14回(1992年〜2001年,2004〜2007年)。現役時代は175センチ、93キロ。右投右打。あだ名はパッジ(ずんぐり)。2013年レンジャーズGM特別補佐に就任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報