強打(読み)キョウダ

デジタル大辞泉 「強打」の意味・読み・例文・類語

きょう‐だ〔キヤウ‐〕【強打】

[名](スル)
強い勢いで打ちつけること。「転んで後頭部強打した」
野球で、打者が積極的に打っていくこと。「バントシフトの裏をかいて強打に出る」
[類語]当てるぶつける打ち付ける打ち当てる突き当てる突っかかる突っかける衝突激突命中的中百発百中体当たり一撃打撃痛打連打乱打滅多打ち

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「強打」の意味・読み・例文・類語

こわ‐うちこは‥【強打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刀や槍などの打物(うちもの)をきたえることにすぐれた人。
  3. 刀、長刀などの武術にすぐれた人。
    1. [初出の実例]「武衛がもとに亀次、并次と云ふ二人の打手あり、並びなきつはものなり。是れをこはうちと名附けたり」(出典:奥州後三年記(1347)中)

きょう‐だキャウ‥【強打】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 強く打つこと。
    1. [初出の実例]「背中の全面を地面に強打して仰向けに転倒した」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)
  3. 野球で、バントをしないで、積極的に打っていくこと。

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