ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィス」の意味・わかりやすい解説
ウィス
Wythe, George
[没]1806.6.8. バージニア,リッチモンド
アメリカ独立革命期の法律家,政治家。独立宣言署名者の一人。 T.ジェファーソン,J.マーシャル,H.クレーらの法律学の恩師。 1746年弁護士開業,54~55,58~68年バージニア植民地議会議員,75年同書記。 65年の印紙税法に反対。 76年大陸会議へのバージニア代表。その後バージニア法改正委員会委員として活躍。 87年の合衆国憲法制定会議のメンバーとなり,また 79~89年ウィリアム・アンド・メアリー大学法律学教授,88年にバージニア邦衡平法裁判所所長をつとめた。
ウィス
Wyss, Johann David
[没]1818.4.11. ベルン
スイスの作家,牧師。4人の息子のために,創造の喜びと冒険の楽しさを盛った児童文学の傑作『スイスのロビンソン』 Der schweizerische Robinsonを書いた。これは息子の一人ヨハン・ルドルフによって出版 (4巻,1812~27) され,世界中で親しまれた。
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