フェンシングの種目の一つ。得点となる範囲「有効面」はフルーレの胴体部、サーブルの上半身に対して足先まで含めた全身と最も広い。さらに攻撃権のルールがあるフルーレ、サーブルと異なり、先に突いた選手がポイントを得る。各種目とも団体戦は延べ9人で3分ずつ戦い、45点を先取するか、試合終了時に合計得点が多いチームが勝利する。五輪にはエペで9チームが出場。日本の世界ランキングは8位。フェンシングは中世の騎士による剣術がルーツとされ、エペは本場欧州での選手層が厚く、人気も高い。
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…白いユニフォームを着て金網のマスクをかぶり,片手に剣をもった剣士が台(ピスト)の上で1対1で突き,あるいは斬りを争う。使用する剣により,フルーレ,エペ,サーブルの3種に分けられる。
[歴史]
刀剣を操作する技術をみがくための訓練や模擬試合はきわめて古くから行われていたが,フェンシングの直接の起源は中世の騎士の技芸であり,15世紀ころ発生したといえる。…
※「エペ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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