オオメダイチドリ(その他表記)Charadrius leschenaultii; greater sand plover

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オオメダイチドリ」の意味・わかりやすい解説

オオメダイチドリ
Charadrius leschenaultii; greater sand plover

チドリ目チドリ科。メダイチドリに似ているがやや大きく,全長 22~25cm。夏羽(→羽衣)は頭上,背が灰褐色で,後頸から上胸は赤褐色。過眼線は黒く,喉,頬,腹部は白い。冬羽では,夏羽で赤褐色の部分も灰褐色となる。トルコから中央アジアシベリア南部,モンゴルにかけての半砂漠地帯で繁殖し,標高 3000mの高地にも分布する。アフリカ東部やインドから東南アジアオーストラリアニュージーランド沿岸で越冬する。日本には春秋渡りの時期に河原干潟少数が渡来し,九州地方以南では越冬する鳥もいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む