ごく細い撚りのある綿糸を使用した薄手の透ける織物。織り上げてから酸で処理して,麻のような硬さと張りの強さ,光沢を出す。この方法で仕上げられたものは,洗濯しても風合いが変わらない。スイスで最も多くつくられ,品質も優れている。絹糸を使ったものはシルク・オーガンディーと呼ばれ,日本では戦後つくられた。薄地で透けるので布の用量を多くしたり,他の布と重ねて使うとよい。無地が多く,2色以上の糸で縞や格子に織ったものもあるが,プリント柄は少ない。シルク・オーガンディーはフォーマルウェアに,木綿のオーガンディーは盛夏のウェディングドレスやブラウスなど,化学繊維のものは日常着のほか芯地や下着類にも使われる。
執筆者:船戸 道子
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菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...