カウアイ島(読み)カウアイトウ(その他表記)Kauai

デジタル大辞泉 「カウアイ島」の意味・読み・例文・類語

カウアイ‐とう〔‐タウ〕【カウアイ島】

Kauai》米国ハワイ州、ハワイ諸島北西部の島。カワイキニ山とワイアレアレ山がそびえる火山性の島で、浸食を受けて形成された断崖渓谷がみられ、雄大な自然景観で知られる。かつてはサトウキビ、現在はコーヒー生産が盛ん。主な都市東部リフエ

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改訂新版 世界大百科事典 「カウアイ島」の意味・わかりやすい解説

カウアイ[島]
Kauai

アメリカ合衆国ハワイ州北西部の島。火山性の円形の島で,ハワイ諸島で4番目に大きく,面積1421km2。カワイキニ山とワイアレアレ山がそびえ,長期間の浸食作用により深い河谷が形成されている。山がちではあるが,肥沃な土壌に恵まれ,サトウキビ,米,パイナップルなどの農業が発達する。1778年ジェームズ・クックがハワイ諸島の中で最初に上陸したのがこの島。西側のニーハウ島とともにカウアイ郡を構成し人口6万(2000)。主要都市はリフエLihue。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カウアイ島」の意味・わかりやすい解説

カウアイ島
カウアイとう
Kauai Island

アメリカ合衆国,ハワイ州ハワイ諸島最北の島。オアフ島の北西 150kmにある火山島。地質学的にはハワイ諸島中で最も古い。島の中央にカワイキニ山 (1598m) ,ワイアレアレ山 (1569m) がそびえ,景色がよく観光客も多い。サトウキビ,熱帯果実を産する。面積 1432km2。人口5万 6131 (1995推計) 。

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