カダレ

百科事典マイペディア 「カダレ」の意味・わかりやすい解説

カダレ

アルバニアの作家ソ連に留学後,ジャーナリズムで働くかたわら詩人として認められる。詩集に《青春霊感》(1954年),《世界への微笑》(1980年)など。戦争悲劇戦後アルバニア人の姿を描いた小説《死者の軍隊の将軍》(1963年)は,20ヵ国語以上に訳された。その他の小説に《石の年代記》(1971年),《偉大な冬》(1977年),《夢宮殿》(1981年)など。1990年に一時フランスに亡命。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android