出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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→静寂主義
…アルノルトや,彼女の全集を編んだポアレP.Poiretなど,敬虔主義系プロテスタントに多くの影響を与えた。彼女はフェヌロンとボシュエのキエティスム(静寂主義)論争の発端となったためとくに有名である。当時広く読まれた《祈禱を容易に行う方法》(1685)その他,著書は多数ある。…
…派遣されてローマに赴き,説教や著作に携わった。内的な祈りを信仰の核心に置く彼の静寂主義(キエティスム)の考えは主著《霊の導き》(1675)によく示された。同書は教皇インノケンティウス11世の否認するところとなり,彼は獄中に生涯を終えることになったが,その思想はフランスのギュイヨン夫人やフェヌロンに引き継がれたといえる。…
※「キエティスム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」