キャット島(読み)キャットトウ

デジタル大辞泉 「キャット島」の意味・読み・例文・類語

キャット‐とう〔‐タウ〕【キャット島】

Cat Island西インド諸島北部、バハマ諸島中央部に位置する島。バハマ領。肥沃な地で、ココナツサイザル麻などを産する。観光保養地としても人気がある。長い間コロンブス新世界最初に上陸したサン‐サルバドル島と考えられていた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キャット島」の意味・わかりやすい解説

キャット島
キャットとう
Cat Island

西インド諸島北部,バハマ中部の島。 1492年コロンブスが初めて到達した新世界の地サンサルバドル島の北西にあり,長い間コロンブスが初めて上陸した島と誤認されていた。北西-南東方向に延びる細長いサンゴ礁の島で,南部にバハマ諸島の最高点 (63m) がある。主産業は野菜果樹などの栽培,海綿採取その他の漁業で,気候に恵まれているため観光・保養地ともなっている。面積 388km2人口 1678 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キャット島」の意味・わかりやすい解説

キャット島
きゃっととう
Cat Island

西インド諸島、バハマ外島群の中央にある小島。面積388平方キロメートル、人口1647(2000)。バハマ諸島中もっとも肥沃(ひよく)な島で、ココナッツやサイザル麻のほか熱帯果実を産する。長い間、コロンブスが最初に上陸したサン・サルバドル島と考えられていた。

[栗原尚子]

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