きりん(麒麟)座(読み)きりんざ

改訂新版 世界大百科事典 「きりん(麒麟)座」の意味・わかりやすい解説

きりん(麒麟)座 (きりんざ)
Camelopardalis

略号Cam北極に近い周極星座。北極星ぎょしゃ座の間の広い天域を占めるが輝星はない。17世紀の初めにバルチウスの出版した星図に初めて現れた。これは首の長い動物ジラフを意味する。散開星団NGC1502,渦巻銀河NGC2403などがある。概略位置は赤経5h40m,赤緯+70°。午後8時の南中は2月上旬である。
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百科事典マイペディア 「きりん(麒麟)座」の意味・わかりやすい解説

きりん(麒麟)座【きりんざ】

北天の周極星座の一つ。明るい恒星がなく目だたない。夕方南中は2月上旬。

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