デジタル大辞泉 「クオピオ」の意味・読み・例文・類語 クオピオ(Kuopio) フィンランド中部の都市。湖沼地帯に位置し、カラベシ湖に面する。17世紀頃に建設され、南北を結ぶ水上交通の要地として栄えた。湖と森林に囲まれ、サウナをはじめ、保養地として知られる。ウインタースポーツも盛ん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「クオピオ」の意味・わかりやすい解説 クオピオくおぴおKuopio フィンランド中部、サイマー湖水系に属するカラベシ湖に臨む都市。人口8万7347(2001)。とくに南北を結ぶ水上交通の中心地として古くから商業が盛んで、現在も北部サボの湖沼地域の中心都市である。典型的な森と湖の景観が多くの観光客をひきつけるが、周辺には伝統的な民俗が残っている。工業の大規模な発達はないが、地方中心都市として、古くからの製材、木製品のほかに、食品、繊維工業が立地している。[塚田秀雄] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クオピオ」の意味・わかりやすい解説 クオピオKuopio フィンランド中南部,クオピオ県の県都。カラ湖西岸の突出部に位置する。 17世紀中頃に設立された湖上水運,陸上交通の要地で,経済,教育,宗教の中心地。近くのプイヨの丘陵は国内有数のウィンタースポーツ・センター。産業は製材,食品加工,建材,合板,機械,衣料製造など。夏季には南方のサボンリンナと船便で結ばれ,リッサラには空港がある。人口8万 1391 (1992推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by