ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コナジラミ」の意味・わかりやすい解説
コナジラミ
Aleyrodidae; whitefly
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昆虫綱半翅(はんし)目同翅亜目コナジラミ科Aleyrodidaeの昆虫の総称。キジラミ、アブラムシ、カイガラムシに近縁である。体長3ミリメートル以下の微小昆虫で、日本には外来種を含め約70種が知られている。成虫は自由生活者で、活発に飛び回り、体は軟弱で体表やはねはろう質の粉で覆われる。種々の植物に寄生し、重要害虫も多い。ミカンを加害するミカンノコナジラミ、ミカンノトゲコナジラミ、ヒメコナジラミなど、温室のトマトやキュウリに大害を与えるグリーンハウスコナジラミなどが有名。防除には農薬のほか、天敵の寄生バチを生物農薬として積極的に用いている。
[林 正美]
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