ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイス朝」の意味・わかりやすい解説
サイス朝
サイスちょう
Saite Dynasty
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…しかし,このためにギリシア人やカリア人の傭兵を多く用いたので,政局安定後も彼らは軍の枢要の位置を占め,またナウクラティスをギリシア人のための自由港とせざるをえなかった。サイス朝は古王国・中王国を理想とする復古主義をモットーとし,そこに新生の道を見いだそうとした。残された美術作品にもその精神が十分見とられるが,彫刻などにはギリシア文化の影響も感得される。…
※「サイス朝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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