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さしも サシモ

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デジタル大辞泉の解説

さしも[助動]

[助動][さしも(さしま・さしむ)|さしも(さしむ・さしみ)|さしも(さしむ)|さしも(さしむ)|○|さしめ]《尊敬の助動詞「さしまう(さしもう)」の音変化》上一段・上二段・下一段・下二段動詞および一部の助動詞の未然形、サ変動詞の連用形に付く。軽い尊敬の意を表す。…なさる。→さしめしも
「ここにゐさしもたか」〈史記抄・滑稽伝〉
[補説]室町時代に用いられた語。「さしむ」はその音変化形。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

さしも

( 動マ特活 )
〔サ変動詞「する」に助動詞「さしも」が付いた「せさしも」の転。中世後期の語〕
「する」の意の尊敬語。なさる。 「かまへて妄りに人に泄たりなんと-・もなと云そ/史記抄 13」 「かやうに後悔-・むな、ああと嗟歎して/毛詩抄 13」 「人に行き当らぬやうに-・め/狂言・猿座頭」 〔活用は助動詞「さしも」に同じ〕

さしも

( 助動 ) ( さしま(さしも) ・さしもう(さしも) ・さしも(さしむ) ・さしも(さしむ) ・さしまえ ・さしまえ(さしめ) )
〔中世後期の語〕
上一段・上二段・下一段・下二段活用の動詞およびそれらと同じ活用型の助動詞の未然形に接続する。その動作の主体に対する尊敬および丁寧の気持ちを表す。…なさる。お…になる。 「造物がすてまいほどに此のままはてさしまうずらう/東坡詩抄 10」 「中天竺迦毘羅城で生れさしもたそ/勅規桃源抄 5」 「世事を談しさしまは大盃の太白を以て罰盃をこみ申すべきぞ/四河入海 15」 「花を折ては苦しうない事ぢや、早う爰をゆるいて呉れさしめ/狂言・花盗人 虎寛本

出典|三省堂
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