ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェルモールド法」の意味・わかりやすい解説
シェルモールド法
シェルモールドほう
shell mold(mould) process
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フェノール樹脂で熱硬化させた薄い殻状の鋳型。作り方は金型模型を200~250℃に加熱しておき、これに、粒度が細かく純度の高い珪砂(けいさ)にフェノール樹脂5~10%を加えよく混合したものを、容器を回転することによって一挙にかぶせると、金型の熱を受けて7~10ミリメートルの砂の層が粘結する。ふたたび容器を回転すると余分の砂が除かれ、殻状になったシェル鋳型が得られる。これをさらに250~350℃に数分間加熱して硬化させ模型から取り外し、2枚1組を接着剤または締め金具で固定して溶融金属を鋳込む。シェル鋳型だけでは溶湯圧に耐えられない場合にはこれを鋳枠に収め、周囲に粗い砂または鋼粒などを充填(じゅうてん)して補強する。
[井川克也]
世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...
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