シクロ

精選版 日本国語大辞典 「シクロ」の意味・読み・例文・類語

シクロ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cyclo ) 東南アジアで、タクシーの役割をする旅客用の三輪車。
    1. [初出の実例]「わたしはシクロ(輪タク)を拾ってコバック街の社宅へ向かった」(出典:ゴメスの名はゴメス(1962)〈結城昌治〉一)

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普及版 字通 「シクロ」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音]
[字訓] くろ

[字形] 形声
声符は(し)。もとに作り、水災の意を含む。それでには泥の意があり、泥でよごれ黒ずむことをいう。〔太玄経〕に「白を泥す」という語がある。

[訓義]
1. くろ。
2. くろくする、くろくそめる、くろずむ。
3. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
字鏡集 クリ・ミヅノナ・クロシ

[熟語]

[下接語]

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化学辞典 第2版 「シクロ」の解説

シクロ
シクロ
cyclo

環,回転を意味する連結語.化学では,【】環式構造をもつ炭化水素命名に用いる接頭語.シクロプロパン,シクロオクタジエンなど.炭素環が2個,3個などの場合には,ビシクロ,トリシクロなどの接頭語を用いる.【】炭化水素環でなくても,環状構造をもつ場合には慣用名として用いることがある.たとえば,シクロデキストリン,シクロホスファミドなど.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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